振り返れば、親元を離れて20年。親も自分も若かったな。
親子って不思議なつながりがあって、なんでこの親から生まれてきたんだろうと思うこともあった。
親と一緒に歩くことも、話をすることも嫌な時期があった。
社会に出て、子供が生まれて、初めて親の気持ちがわかったような気がする。
お金を稼ぐこと、子供を育てること。何一つ簡単なことはなかった。
親の病気がわかり、自分と親のかかわりを思い返してみると、
今までの人生半分くらい親と一緒に過ごさず生活をしてきた。
たまに帰省すれば、ごはんを持たせてくれったっけな。
何を話したでもなく、時が過ぎれば、職場へ戻っていったな。
おおざっぱでうるさいことも言わない親だけど、だから俺が育ったような気もする。
それだけで感謝だよ。
いつか必ず別れはやってくる。それはわかっている。
親との不思議な縁はきっといつになってもわからないだろうな。
なぜあなたのもとに生まれてきたのか、なぜあなたは俺を産んだのか。
まったくもって不思議なこととしか言いようがない。
今度会いに行く。子供たちとたくさん遊んであげてください。よろしく。
そして、しっかり治してください。