本日はお稽古お休み
ということで
姪っ子と
歌舞伎座へ
久しぶりの歌舞伎座。
やはりいいですね。
空気が凛としています。
本日の演目は
仮名手本忠臣蔵
素晴らしかったです。
親子で夫婦役を演じられた
片岡仁左衛門さん
孝太郎さんの
お芝居は見事でした。
魂揺さぶられました。
先日、ユーミンさんがNHKの番組で
坂東玉三郎さんと対談された時に
おっしゃっておられました。
「歌舞伎って形態じゃなく
姿勢だと思う。」
って。
歌舞伎は型の芸術ではあるけれど
その型の芸は長い長い年月をかけて
身に付けた揺るぎない実力であり
それは一端の俳優では
とてもじゃないけれど
太刀打ち出来るものでは
ないのです。
その型に魂を投影し
役を生ききる歌舞伎役者さんを
観た時には
脱帽するしかありません。
ユーミンさんがおっしゃる姿勢とは
歌舞伎に全てを捧げてきた
彼らの人生そのもの
なのかもしれないと思うのです。