本日

青井陽治先生の

御葬儀が

しめやかに

行われたそうです。

私は

遠方にいるために

伺うことが出来ませんでしたが

御葬儀に参列された関係者の方々の

フェイスブックでの

投稿を見るたびに

青井先生がいかにたくさんの方々に

慕われていたかが分かりました。

思い返せば

私が最初に先生にお会いしましたのは

昭和62年。私がまだ18歳で

福岡に在住だった頃。

パルコ劇場主催

青井陽治先生演出

「ビロクシーブルース」での

オーディションでした。

主役は真田広之さん。

真田広之さんの相手役の最終の

オーディションでした。

福岡の西日本新聞にオーディション要項が

掲載され、福岡の高校生だった私は

東京の舞台に立ちたい一心で

応募をしました。

最終オーディションでは

自己PR、

真田広之さんと台詞の読み合わせ、

などがあったように記憶しています。

1番覚えているのは

自己PRで得意な事は何ですかと聞かれて

歌う事です!

と言って、突然歌い出し、

歌いながら、感極まって、泣き出した事‼️

変な子ですよね

オーディションは結局不合格でしたが(笑)

青井先生はその時の事をよく覚えていて

くださって、生前青井先生とお会いした

最後の日今年6月のピーターパンの稽古場で
  
「感受性の強い子だなって思ってたんだよ」

と優しい笑顔でおっしゃって

くださいました。

青井先生。

淋しいです。

演劇やミュージカルの事

もっとたくさん教えていただきたかった。

もっとお話しをさせていただきたかった

です。


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私が発売しております

オリジナルCD「うたう」の中に

「私の神様」という曲があります。

この曲は「イブモンタン」という

ミュージカルの中で青井先生が

エディットピアフのシャンソンの名曲である

「私の神様」を日本語に訳詞なさった曲です。

「イブモンタン」では、私は

エディットピアフを演じました。

その時にこの曲に出会ってから

私はこの曲の世界観、メロディ、

青井先生の訳詞に魅せられました。

シャンソンを歌う時は

いつもこの曲を

歌わせていただいています。

これからも先生の訳詞で

私の神様 [MON  DIEU]を

歌い続けていきたいと思います。

今日は青井先生を偲んで

「私の神様」の訳詞を

ここに残します。

青井先生。

ありがとうございました。





私の神様   [ MON  DIEU ]


神様  神様  神様

もう少し私に時間を

一日 二日 八日

お願いください  私に

時間を  愛し合うために  語り合うために

時間を  思い出を  作るために

神様  神様  神様

満たして 私の 命

神様  神様  神様

もう少し ください  愛しいあなた

半年  み月  ふた月

お願い  せめて  もうひと月

時間を  始めるために  終わらせるために

時間を  輝くために  苦しむために

神様  神様  神様

あなたの想い出  抱いて

短い  愛の日々でも