とある日
お稽古が急遽休みになったので
映画を続けざまに二本鑑賞する
という日がございました。
一本目はこちら。
アカデミー賞作品賞受賞
「ムーンライト」
社会派ドラマと思いきや究極の純愛物語
でした。
主人公の気弱な少年が麻薬や暴力が横行する
地域で麻薬中毒の母親に育てられ、
虐めに合い、また心ある大人に助けられ
ながら、自らのアイデンティティに目覚め、
本当の愛を見つけていくというお話。
とにかくキャスティングが素晴らしい。
主人公の男の子を世代別に3人の俳優が
演じているのですが、3人共似ていないのにも
関わらず、あの自信のない寂しげな瞳だけが
共通していて、彼ら以外に考えられないリアル
な素晴らしい演技をしています。
もちろん脇を固める俳優さん達も一体どこから
見つけてくるのだろうと思う程のベストな
キャスティング。あまりのリアルさに
ふと我に返って、これは映画の中の演技だよねと
確認したくなるほど。
ベストなキャスティングと美しい色彩の映像で
じわじわとドラマにひきこまれ
最後には、主人公の男の子の母親のような
気持ちで観ている自分がいました。
良い映画でした。
そして二本目はこちら❗️
うって変わってアニメです
「シング」
いや〜面白かった‼️
劇場主のコアラが父親に作ってもらった
劇場を立て直すためにオーディションものの
作品を作る事になり、そこにやってきた
歌ウマのキャラクター達の悲喜こもごもの
ドラマがあって、劇場の行く末はいかに⁈
というのが大まかな流れです（笑）
アニメですから、キャラクターは動物。
でも演じている声優はマシューマコノヒーや
スカーレットヨハンソン、
リースウェザースプーン
などの錚々たる俳優陣。
声や演技はキャラクターをリアルに演じている
けれど、映画の中のキャラクター達はアニメの
動物というギャップの面白さですかね❗️
ミュージカル映画なので、全米でも日本でも
流行っているような曲をカバーしているのです
が
半端なく歌がうまい‼️
だって、ジェニファーハドソンだったり、
トリーケリーだったりするわけで
まぁ贅沢でした❗️
お話しもワクワクドキドキの展開ですし
目頭が熱くなることも
一日の中で全く種類の違う二本の映画を
観たわけですが
アメリカのエンターテイメントの力を
また思い知らされたわけです。
資金力だけの問題ではなく、映画に関わる
全ての人の才能や人材の豊富さ。
私も映画も舞台も沢山観てきていますが、
いまだに新鮮な驚きを感じさせてくれる。
それがアメリカの場合は、映画業界でも、
またブロードウェイやラスベガスなどの
舞台業界でも日々新たなエンターテイメントが
生まれ、新鮮な驚きと感動で世界中の人達を
楽しませている。
私も国は違えどエンターテイメントの世界に
携わっておりますので、いい映画や舞台を
たくさん観て、良い刺激を受け、
お客様に喜んでいただけるパフォーマンスが
出来るよう日々精進しなくてはっ❗️
と決意を新たにまた明日からのお稽古
頑張りたいと思います‼️
この二つの映画オススメですよ〜