ユメミーワールド大突撃に突撃!!
クレヨンしんちゃんの新作映画「爆睡!ユメミーワールド大突撃」を観ました
結論から言うとひっっっじょぉぉぉぉうに良かった
最近映画を見るたびに、映画ってその時の環境とか自分の状況とかによって感じ方が変わる気がするから中々論じ辛いなあと思っているし、あとオススメされて見に行くとハードル上がっちゃうからどうだろうなあとも思うし難しいところなんだけど、できるだけ冷静になって言うと。
まず脚本が素晴らしい
劇団ひとり×高橋歩(逆襲のロボとーちゃん)という作家コンビが最高。
私の想像だけど、メインストーリーとかメッセージはひとりさんだと思うんだけど、子を持つ親というタレントイメージがあるからこそ子供への思いがより伝わって素直に受け入れられるし、とても良いメッセージだと思う。
更に高橋渉さんは元々はドラえもんがやりたくてシンエイ動画の演出家になったというだけあって、キャラの生かし方がうまい。
お話を軸にクレヨンしんちゃんへの造詣の深さで春日部防衛隊やひろしやみさえ、全員を大活躍させている。
子供たちの夢も、あーこういう夢観そう!というギリギリのラインにぴったりハマっている。後ろの席の男の子がおならとかでキャッキャ笑ってたりするのも良い環境。
物語のキーとなる「バク」は、もっと他のことやろうと思えばできる気もするけどこれっていう選択肢が潔くて好きだなあ。
ボーちゃん可愛かったし、しんちゃんのまっすぐさと強さと子供の持つ無限の可能性に泣けるし。
あと小さな伏線も余さず回収していく様が凄くて「つるつる」さえも伏線とか笑うわ本当に。
細かい演出も良くて、例えば序盤、ひろしが飲んでいたマグカップを持ってみさえに近づいていくとそれを自然にみさえが受け取って洗うっていう描写。
全然差し出してるわけじゃないのに夫婦だからこその空気感で自然にもらって洗い始めちゃうんだろうなーと。これは脚本に描かれていないところだと思うので余計に、細かい演出を描くスタッフさんとひろしとみさえの関係性にキュンとした。
あと、結構リアルに怖い!と感じることができる演出もすごい好きだわーー。絵がいい。色もいい。もうほんと凄い。(語彙どこいった?)
自分自身の境遇と、最近妹に子供が生まれたことも相まって本当に感動したのでこれはDVD出たら妹に買おう
この作品はもっと評価されるべきと思うしぜひ観に行って欲しいなあと思います☆-( ^-゚)v