旅行を趣味の一つにしている方はとても多いですよね。

 

日帰り旅行や宿泊をしての旅行など、友人や恋人、家族と一緒に行く旅行は心もワクワクしますよね。

 

でもどうして人は旅行が好きなのでしょう。

 

知らない土地や食べた事のない料理は、新しい体験や初めての出来事に感動して、驚きや興奮といった様々な魅力があります。

 

これらの出来事を大きく二つに分類すると、一つは“楽しむ為”そしてもう一つは“癒される為”だと私は考えています。

 

ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどのアトラクションは“楽しいの”一言なのですが、豊かな自然に触れるやすらぎの観光地も人気があります。

 

特に人はやすらぎや癒しを求めた旅行の場合、自然の豊かな場所を目的地にします。

 

自然が豊であるという事は、山や海など植物や動物などが多く生息している場所です。

 

中には特別な癒しを求めて、秘境の温泉宿を探したりします。

そこにはアトラクションなどの施設はありませんが、森林や草花が生い茂る自然の豊かな場所です。

 

人は“癒し”を求めると森林や草花などの植物のあるところに心が向かいます。

 

仕事に疲れた人が山奥の避暑地に行ったりもします。

 

そしてリフレッシュしてまた元の自分の家に帰ってきます。

 

人を電池で例えるのなら、自然に触れると人は充電される訳です。

 

つまり、森林に生息している植物には人と交流できるエネルギーがあるという事になります。

 

交流しているという事は接点があるという事ですが、人と植物にはどんな関係性があるのでしょうか。

 

たとえば視覚です。

 

1980年代初期にオランダのマーテン・コールニーフ教授の研究室である実験が行われました。

 

植物には人の様な“目”はありませんが、日の光を感じる受容体は人と同じように持っています。

 

たとえばみなさんご存知の“もやし”です。

 

暗がりで“もやし”を育てると細長くヒョロヒョロと伸びていきます。

 

しかし同じ種でも、日の光を当てると背は短いが緑色のしっかりとした茎になります。

 

植物は日の光で光合成をしますから、光を求めてその方向に向かい成長します。

 

まるで人の“目”のような機能を備えています。

 

人は4つの光受容体を駆使して脳の中で映像を作り環境を理解しています。

 

その中の一つの光受容体の名前をクリプトクロムと言います。

 

実はなんと、植物にも人と同じクリプトクロムという青色光受容体が備わっている。

 

という実験がされているのです。

 

遺伝的には、人よりもはるか昔から植物達の方が先に地球に生息していたわけですから、“人の方が植物と同じ光受容体を持っている”と言った方が正しいのかもしれませんが、人と植物は同じ遺伝的特性を持っているのです。

 

自分と遺伝子が近い存在と言えば家族ですが、その遺伝情報が離れれば離れるほど、親戚や従妹、さらに遠い親族などとなり、ずっとずっと遡ると原生植物にもつながります。

 

都会で仕事のために暮らしている人達が、お正月やお盆に実家の家に帰省する光景を毎年テレビで報道していますが、駅で電車に乗車しようとしている方々はみなさん嬉しそうです。

 

実家には両親や祖父母、兄弟や子供たちが待っています。

私たちが自然に触れる旅行に出かける時の気持ちも、この帰省する時の様なものかもしれません。

 

両方ともその目的は、共通する遺伝子情報を持つ親や祖父母の住む場所に、帰省しに行くのかもしれませんね。

 

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