きゃきゃ丸の眼の病気 | きゃきゃ丸日和

きゃきゃ丸日和

黒猫きゃきゃ丸(享年14歳)の日常を綴るために始めたブログ。
みゅうみゅう(享年10歳)ときゃきゃ(享年16歳)が引き継ぎ(写真)、
そして2018年2月、ピピンとモモが仲間入り。
2024年4月、ピピン(享年9歳)虹の橋へ。
2024年7月、まめ福(1歳)が来ました。



いよいよ師走。
今年もあと1カ月を切りました。
次第にせわしなくなっていきますねー。

一段と寒さも増してきたので
体調を崩さないように頑張りましょう!


※今日は、ちょっと長くなりますm(_ _ )m


きゃきゃ丸の眼が深刻な状態にあるということが
分かったのです。

きゃきゃ丸はウチに来たときから
眼に傷があったと、以前に少し書きました。

私が見た限りでは、
左目の角膜中央が黒褐色に色素沈着していて、
中央が陥没している。
右目は表面が白濁している。

“酔いどれ天使”の名のごとく、
明るいところでも瞳孔がいつもまん丸で(瞳孔の反応が鈍いため)、
人間でいう白目の部分が赤く、いつも涙目だったんです。

9月のはじめ、
すぐに近くの動物病院で検査してもらいましたが
自分で引っ掻いたか?、ケンカをして傷ついたか?、
外的な傷なので治ります。とのことで
点眼薬を処方されました。

2週間続けても、良くも悪くもならず、
また再診したところ、
今度は2種類の点眼薬を処方されました。

それでも一向に良くも悪くもならず、
これはどうしたことか?と悩んでいたところ、
ちょうど、みゅうみゅうの鼻の検査でお世話になった高度救急医療センターで、
月2回、大学病院の眼科専門の先生がいらして診てくださっていることを知り、
すぐに予約をしました。

先週、やっとその予約日で診察に行ってきました。

診断の結果を先に記すと、診断名、
右目、角膜変性症(角膜壊死片を含む)。
左目、角膜分離症(壊死症)です。


※ここから、先生の言葉をそのままに近い形で載せますので
 かなり分かりにくく読みにくいかと思いますが、
 備忘録を兼ねて記しますので何卒ご了承くださいm(_ _ )m



診察室に入り、状況を説明後、
先生はきゃきゃの眼を見てすぐ、
「あー、これは『角膜分離症』だねー」と仰いました。

それから約1時間にわたって検査と診察。

きゃきゃは診察台の上で
眼に何回も薬を入れられ、
さまざまな色の光を当てられ、
いろいろな器具であっちからもこっちからも覗かれ・・・。

でも、まったく嫌がらず
泣きも逃げもしないで検査を頑張りました。


まず、白濁している右目から。
眼底は正常。
タウリン欠乏症が少しみられる。

角膜の下の層に病原があって、
それが異物反応して血管が浮き出して眼が赤くなっている。

角膜の傷について。
白濁している中央部分に凹みがあり、
これは黒褐色が少し剥がれた跡でしょう。
相当前からあった傷ですね。
凹んだところは角膜の厚さが3分の1くらいしか残っていない。
薄いですね。
瞳孔はまだ反応があるから大丈夫。

潰瘍があるため、ウイルス反応を起こしている。
外側が腫れているのでブドウ膜炎も起こしている。

白濁した中に茶色い塊が埋まっている。
これは過去にも潰瘍があったのでしょう。
一度手術で取ったのではないかと思う。
取ってその治りが悪かったということか!?
白濁している中に黒い壊死片があるので、
間違いなく過去に手術をしていると思う。

中央の凹みは一旦処置したから凹んでいるんです。
自然には凹みません。
黒いものは表面下に起こる壊死片だから
表面は平らでなければならない。
かつて表面が落ち込んだものに
白濁して異物反応が起きて
その後に眼の中が濁った可能性が高い。

次に左目。
こちらは間違いなく角膜分離症ですね。
結膜炎も起こしている。

これは治りません。

ウイルスが原因で環境ストレスが加わると発症する確率が高い。
うつるけど、全ての猫が罹るわけではない。

眼がしょぼしょぼになって角膜が濁って黒くはならないで潰瘍になる子もいる。
若い時は結膜炎が重症化して、眼がつぶれちゃっている子もいる。
角膜分離症は七変化する病気です。

治療法としては、手術をして表面を取ってしまうこともできるが
再発する確率が非常に高い。
一番いいのは削って角膜移植をするしかない。

犬の移植片ですね。大学で保存している。
最近は角膜の異種移植(犬)を行う。
猫の角膜は感染症があるので使わなくなっている。

移植用角膜はグリセリンで2年以上保存してあるので、
完全に細胞が死んでいる状態。
簡単にいうとコラーゲン膜を貼りつけて
自分の組織を再生させるということ。
13歳なのでこれ以上遅くなってしまうと
移植以外の処置も必要になってくるかもしれない。

きゃきゃ丸の場合は
中年齢から環境ウイルスによって発症したと考えられる。

手術をして掘り返すと凹んでしまう子が多いので
やぶれないようにコントロールすれば問題ない。

きゃきゃの眼は、このままだと黒褐色の部分が大きくなってしまうので非常にまずい。
眼がつぶれちゃう。

この症状になるまでには、かなり時間がかかった症例なので
結論はゆっくり出しましょう。

まず、薬でどう変化するか診てみましょう。

飲み薬2種類。

点眼薬2種類(1日3回)。
1剤は濁っていた部分が透明になる薬。
壊死部は正常な組織を排除しようとするから凹む。
凹みが急激に来ると穴が開く場合がある。
それを防ぐ薬で濃度を調整する。

目がしょぼしょぼしたり涙が急激に出たりしたら
角膜が敗れた証拠なのですぐ来て来院してください。

2週間後に治療経過を見たいので再診。


ということでした。。。。

かなり以前から発症していたこと。
前に黒褐色の部分を切除する手術を受けていたこと。
このまま放っておけば眼がダメになること。
が分かりました。

とにかく、2週間、家での治療に専念し、
効果が表れるように頑張るしかありません。

幸い、粉薬も錠剤もご飯に混ぜるとなんなく食べてくれるし、
点眼も、だまされながら、イヤがらずにさせてくれるので
本当に助かります。

いつも明るく、一生懸命に遊ぶ無邪気なきゃきゃ。
歩き方がヘンで、お腹だけがぽっこりメタボなきゃきゃ。
運命的な出会いをし、しあわせを運んできてくれたきゃきゃ。
眼の違和感をまったく感じさせなかった。
だから、こんな状態と知ったときショックでした。

みゅうみゅうより深刻でしたね・・・。

でももし、眼が見えなくなっても大丈夫。
私がきゃきゃの眼になるからね!

私たちがちゃんと守るからね!




今朝も、お気に入りのダンボールハウスで眠るふたり。
下はホットカーペットなので、ぬくぬく~。

きゃきゃ丸はいつも大好きなおもちゃを
自分の前に置いて寝るのです( ´艸`)

<左・きゃきゃ丸 右・みゅうみゅう>