長男のことについて続きです。


好中球減少症が良くなっても基本的に身体は強い方ではなく、周りの子に比べて食も細いし、疲れやすいと思っていました。それでも楽しそうに中学生生活を送っていましたが、長男の不調が現れたのが中2の夏休み前でした。


初めはお腹が痛い、気持ち悪いという訴えだったので小児科にかかったり、胃腸科にかかったりしていましたが、これと言った問題が見つかるわけでもなく、対症療法の薬をもらうだけでした。


体調不良から程なくして夏休みになったので登校の心配はなかったのですが、部活は全て休み、楽しいことをすれば元気になるかな?と思って連れ出してみても出先で具合が悪くなってしまうと言うことが続きました。


長男の不調を検索していて起立性調節障害かもしれないと思い、かかっていた小児科クリニックから総合病院に紹介してもらって、診断がつきました。

夏休み明けなんとか登校しても体調不良で迎えに行くような日々が続き(当時の青白い顔は今でも覚えています)、遅刻早退で相談室登校することで落ち着き、中2の2学期から卒業までそのスタイルでした。途中コロナの緊急事態宣言で休校になったのは我が家にとっては渡りに船のような状況でした。

コロナ明け、やれるような気がすると教室に行ってみたものの帰宅途中で具合が悪くなってしまい、翌日からはまた元の相談室登校になりました。

卒業式には参加できず、相談室登校していた生徒のためのミニ卒業式のようなことを学校がしてくれて、そこに参加して卒業しました。


進学については、人がたくさんいる所に入っていける気がしない、教室を思うだけで心臓が苦しくなるということで、とにかく登校日数の少ない通信制に行きたいとなって、通信制高校に進学しました。中3の10月には進学先を決めていたと思います。


続く