ママ友付き合い その2 | あらしの日から〜最重度知的障害自閉症育児〜

あらしの日から〜最重度知的障害自閉症育児〜

息子のトムは最重度知的障害を伴う自閉症スペクトラムと診断されています
成長、親の想い、日々の記録
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うちの近所には花火の見えるスポットがあって、

赤ちゃんの頃からお付き合いのあるママさんたちと、

毎年時期を合わせて家族ぐるみで集まっている。

 

今年もそのお誘いのラインが来た。

 

去年は夫が珍しく仕事が休みだったし、息子も思いのほか大人しくしてくれて、

楽しい時間を過ごすことができた。

 

今年は夫は仕事で不参加。

これまで以上にこだわりも力も強くなってきた息子。

もしも崩れてしまったときに、私一人で制御できるだろうか…

 

迷っている間にも、ぞくぞくと参加表明のラインが届く。

うう…「息子が制御できるかどうか」なんて考えずに、

「花火があるんだって。行きたい?」「うん!」とか息子と会話してみたいよぉえーん

 

なんて、駄々をこねても仕方がないので対策を考える。

 

とりあえず参加の方向で、いつも早めに集まって宴会→花火なんだけど、

時間がたつと飽きちゃってダッシュでどこかに消えちゃいそうだから、

花火ぎりぎりの時間に行って、みんなにちょこっと会って花火見て帰ってこよう。

 

行ってしまえば絶対楽しいんだよ。

ママ友たち、みんなすごくいい人たちで、息子の障害も話してあるし。

うじうじ悩んじゃうのは、自分の側の問題なんだよな。

 

子供との会話。ふたりめの子供。

シンプルに、「いいなぁ~」と思う。

会話についてはまだ完全には諦めていないし、

子供の数も自分たちで決めて納得していることなんだけど。

 

未婚の時は結婚している人がうらやましかったし、

子供がなかなかできなかったときは子供が居る人がうらやましかったし、

子供が居てもふたりめが欲しかったし、障害のない子をうらやましく思う。

 

キリがないねあせる

 

でも、もし何かのタイミングが違ったら、

今の夫じゃなかったかもしれないし、

今の息子じゃなかったかもしれないんだよなぁ…

そんなのはヤだな。

 

花火、きっときれいだろうな。

息子に新しい甚平を着せて、一緒に見に行くのが楽しみだ花火