皆さまこんにちは!
ちゃび妻です
今回は座学3.4日目の模様をお伝えします
正式にいうとこの二日は前半の講義二日を踏まえて
里親研修に進む方の”登録前研修”ということだそうです。
この二日は連続での研修でしたので
ちゃびと二人で何か楽しみを作って頑張ろう!
と決めていました笑
ちょうど11月の終わりということで
講義と講義の間休憩でちゃびとどこの
イルミネーションに行くかを話し合っていました
きっと里親研修に来て
イルミネーションの話をしているのは
私たちだけだったと思います
でもそんな時間が学生の授業間の休み時間みたいで
なんだか楽しかったな~~
そんなことはさておき、(笑)
講義の内容は二日まとめてざっと下記の通りでした
その中でも心に残った講義について
今回は書いていこうと思います
施設の実態を掘り下げた内容
精神科・小児科の先生のお話
弁護士の方のお話・子どもの権利について
家の中での子どもに対する危険な場所について
赤十字社の心肺蘇生法について
特養と養育希望者に分かれての座談会
今後、児相に提出する書類について
という感じでした
前半の二日はアイスブレーキングがあったり
初歩的な話が多かったのに対して
後半二日間はちょっと専門的な内容でした。
精神科・小児科の先生のお話
この精神科の先生のお話が凄く記憶に残った…
というのも、実際の写真等が出て来て
先生が紹介してくださったのですが、
絵や箱庭療法で子どもの感情を知る術もあるのだと
この時改めて感じました。
それは精神科のちゃんとしたセットだけでなく、
家にあるおもちゃ等からも感じ取る事が出来るのだと
特に複雑な家庭で育った子どもや施設出身の子と
まずはコミュニケーションをとるのにも
おもちゃで遊ぶ事なども大事なのだと思いました
余談ですが先生の話方が本当に人の心をつかんでいた!!
「はい、これは●●君が書いた、クソババアの絵ですね!」
「これもクソババアと戦う●●君の絵です。」
「パパと一緒に居たいのにクソババアが邪魔するからですね~」
という”クソババア”のいきなりの登場に
隣にいたちゃびと顔を合わせて
笑いをこらえました・・・笑
あとは、小児科の先生にいざというときに
どこに電話すれば対応してもらえるのかの
番号を初めて聞いて、そんなのあったの?!
と驚きを隠せませんでした。。。
子どもが身近にいる方でもなかなか知らないのでは
無いのかとも思いました
県によっても違うそうなのでお子さんがいる方は
是非県や市町村に確認してもいいかもしれませんね~
弁護士の方のお話・子どもの権利について
やはり特養をするにあたり、重要になってくるのが
法律ですね。一に法律、二に法律です
私たちもそんなに詳しくなかったのですが
養子縁組が成立するまでは生みの親さんが親権をもっていますので
その間に生みの親さんが「やっぱり育てますよ」と言った場合は
養育していたお子さんは実母へ引き取られるんですね。
う~む、難しい。
子どもにとって良い事ってなんだろな~
と思いながら聞いておりました。
あとは、
やはり子どもの権利についてですね
子どもがどんな環境で育ったのか、生まれたのか、
詳しい事などを他人に公表する事はNGなのです。
しっかり法律で決められておりました。
これは私も心あたりがあります
私はちゃびの事については
他人に安易に公表できません。
詳しくはのブログをチェケラしてくださいませ
まあ、ちゃびとは別で
子どもにもしっかりと自分の事を護られる
権利があるというお話でした。
初めて知る事ばかりで興味深かったです。
これは今後アドボカシーについても
ブログを書こうと思っているので
その時に詳しくお話ししましょうかね
家の中での子どもに対する危険な場所について
これについても改めて家の危ない所を考えさせられました。
コンセントや刃物類、洗剤系だけでなく
DVDプレイヤーや料理の湯気やベランダの柵の近くに
何かおいていないか等、気を付けるところはたくさんあるなと。
とにかくうちは今大人が快適に住める
環境づくりで何かと子ども目線で考えておりませんでした
いきなり子どもが来るとなった時は
しっかりと整備を整えないとなと思えました
赤十字社の心肺蘇生法について
さて・・・ついにちゃびが本領発揮できる場所が来ました
ちゃびは前職で特養介護のお仕事をしておりましたので
心肺蘇生法や人を介抱する力は実は人一倍あります
この間も飲んで帰ってきた私が
家の廊下で寝ていたらサっと起こしてくれ、
お風呂に入れてくれました・・・(笑)
ちゃび、小さな体なのに力を入れずとも
人を起こす方法を知っているのだなと
感心してしまいました
(感心してる暇があったら自分で起きろって言われますが)
今回は赤十字の方がいらっしゃって講義をしてくださいました。
ここではちゃびの・・・いや、ハーマイオニー・グレンジャー・・・
いや、チャービーオニー・グレンジャーの様子をお届けします
「緊急事態ってどんな時でしょうか、出血多量や
○〇や〇〇がありますが…」
(はい!!!)
「じゃあそこの宇宙人さん…えっと名前は…」
「チャービーオニー・グレンジャーです。
緊急事態は心肺停止の時です!!!」
「そうですね、では、そんな時にもし
周りに誰もいなかったらどうしますか~?」
(はい!!!!!!!)
「じゃあこちらの方…どう思いますか?」
受講者A「えっと・・・誰か呼んでくるですかね・・・」
「あーそれだと心肺停止の方を誰が見てるんですかね~
ほかに何か意見がある方いますか?」
(はい!!!はい!!!!はい!!!!)
↑一生懸命手をあげている
「じゃあ、チャービーオニー・グレンジャーさんどうぞ」
「ジブンデヨブ!!!」
「そうですね、自分で呼んでくださいね、救急隊を」
(誇らしげな顔)
ちゃび、完全にハーマイオニー化しておりました笑
幼児の人形にて心肺蘇生をする時でも人一倍真剣にやっていました
そんなに頑張らなくても練習だからいいんだよ、
と言っても真剣な表情でやっておりました。
プロ意識ですね…
帰り際に支援センターの方から
「ちゃびさん、本領発揮できたあ?」
と聞かれて、照れながら
「い、いや…まだまだッスネ…///」
とか言っていて私は隣で死ぬほど笑いました
また二人でいつか資格を取りに行きたいね
そんなこんなで
実際に養育を経験された方のお話をきいたり、
今後の提出書類と施設実習の話を最後に聞いて
2日間の座学は終了しました
長かったような、あっという間だった様な、、
最後の座談会で
最初のレクでペアになったYご夫婦と
前後の席でしたのでお話しました。
Yご夫婦とはこの研修を通して何かと一緒に行動をしていたり、
お話する事が沢山あったのでした。
同じように特養を考えているご夫婦でしたので
最後に研修中の御親切に対してのお礼とお話をしました
「本当に最初から最後まで、色々な事を
お話出来て楽しかったです、ありがとうございました。」
「Yご夫婦もお体に気を付けて、またお会いしたいです。」
「ホントにまたどこかで会えると良いね~!前向きだから大丈夫よ!」
「また、声が聞けるといいな~!今度は子どももいそうだよね!」
なんて話をされてお別れでした。
クラスでYご夫婦と私とちゃびで
なんだかダブルデートしてたみたいで
一瞬学生に戻ったみたいで
本当に楽しくてみんなと解散するのが寂しかったな…
(楽しかったって言っていいのかわからないけれど・・・)
同じ志を持った人の集まりに参加できて
とても貴重な経験ができました。
またみんなそれぞれの地域で
実習をしてそれぞれの人生を歩むんだと思うと
なんだか感慨深いです
そんなこんなでちゃびとは
駅前のイルミネーションを見て帰りました
次は座学で学んだことを
実際に施設実習を通して体験します
次回は
ドキドキ施設実習編です
この施設実習、これからの事を決めるのに
とても重要な日となりました
では次のブログでお会いしましょう
ちゃび妻