壱岐島の旅、二日目後半です。
行ってみたかった「壱岐市立一支国博物館」を訪れました。
壱岐島は、弥生時代「一支国(いきこく)」と呼ばれた重要なクニだったそうです。
前に壱岐島に来た時、この博物館はまだなく「原の辻遺跡」に復元された竪穴建物や高床建物が整備されていました。
博物館4Fの展望室から眺めた風景。
正面に「原の辻遺跡整備公園」の物見櫓が見えます。
博物館の設計は「黒川紀章」氏です。
博物館展示物で見たかったのが「人面石」
原の辻遺跡から発掘した人面を模した石製品です。
レプリカではありますが見ることができました!!!
イメージでは薄い石板に目・口が刻まれたものと思っていましたが、実物はかなり厚めの石でした。
ゆるキャラ「人面石くん」 口の部分が顔はめになってます。
展示室には、遺跡のジオラマ模型があり、弥生時代の生活が再現されています。
ジオラマ人形が160体あるそうですが、みんな滑稽でかわいい姿をしています。
埋葬された石棺を開いたら…
中の骸骨が突然起き上げって、腰を抜かす墓泥棒かな???
人面石をかざして祭祀を行う巫女
外国との交易などで訪れた異国人かな???
博物館内をじっくりと見学して、次に向かったのは「はらほげ地蔵」
海で遭難した海女やクジラの供養するためともいわれていますが、はっきりとはわかっていません。
満潮時には、地蔵の胸のあたりまで潮が満ちるそうです。
それぞれの腹には丸い穴が開いており、これが「はらほげ」の由来とか…
お賽銭が入れられてました。
干潮です。 潮が引いているということは???
もしや間に合うかも!!!
すぐ近くにある「小島神社」に急いで行ってみます。
干潮時のみ歩いて渡れる島にある神社です。
干潮時に現れる道を渡って小島に向かいます。
島の手前に鳥居があります。
「壱岐のモンサンミッシエル」と呼ばれ人気スポットになっています。
島の頂上に神社がありますが、参道を上って参拝していたら帰りのフェリーの間に合わなくなりそうだったので、海中鳥居からお参りして引き返します。
無事、予約していた午後15時半に乗船できました
帰りも風が強く時化ていましたが、船酔いすることもなく唐津港まで帰ってきました。
夕日に照らされた「唐津城」が出迎えてくれました。
唐津からは西九州道を使って佐世保までは約1時間。
フェリー乗船時間と合わせると、3時間で壱岐島から帰ってくることができました。
今回の船旅で船酔いの呪縛から解放されたような気がします!(単に運がよかっただけじゃないと言われそう???)
今度は、いつ行けるかな?