あなたも社会生活に関することで、深く考え込むことってありますか?
でも、深く考え込んでもダメみたいですよ。答えなどは無いからです。


深読みし過ぎますと自我(じが:ワレ良し)の要素が加わり、
失敗する傾向がありますね。


あなたも含めて人間の一人一人が、1つの宇宙を代表しています。


現実的にも自分の脳は、自分が代表する宇宙の姿を転写した形になっていますから、
巨大な宇宙同士(=人間)が近接する社会生活では、
自分の思い通りに行かないのが「正しい姿」みたいですね。


では、自分の社会生活において、かなえたいあなたの夢や希望、
あるいは中止したいような物事が有れば、いったいどうすれば良いと思いますか?


考えても分からないから、悩みます。
でも、最善の選択をしたいのが人情ですね。


これの答えは、頭では考えないことなのです。


その代わり、
それに関する情報収集と、
自分が出来る努力を「しながら」、
静かに“見て行くこと”なのです。


頭で考えて悩むことを中止して、
自然と出る自分の“行動”に「したがう」と良いみたいですよ。






それでは前回の続きを、


自転車に試運転も終わり、部屋で休憩してると携帯が突然鳴ります、
誰からだろうと出てみると、役所のNさんです。


「midoruさん、以前お話を聞いたとき、住宅ローンの残債の件がありましたね」
「はい・・・。」
「その後、何か連絡はありましたか?」
「いいえ、今のところ何も連絡はありませんが・・・。」

「そうですか。ちょっと残債が気になるものですから・・・」
「それはスイマセン、何か動きがあった時はすぐ連絡します。」


こういった内容の電話だったのですが、Nさんも興味があるんでしょうね。
多少は私も気になります。


私なりに競売後の住宅ローンの残債がどうなるか調べてみると、


一般的に、競売での売却でも、任意での不動産売却でも自己破産をしない限りは
返済しきれ無かったローンは残り、
残った債務に対しても、当然返済の義務は継続します。(当たり前ですよね)


私の場合は競売でしたので残債の問題にあらかじめ対応する余地が存在しないようで、
ですから、残こる債務に何らの手を打つこと無く、競売は終わってしまい、
その後にあらためて残債に対処せざるをえないことになってしまうようです。


自宅を取り上げられた後も、多額の残債の返済に追われるのでは、たまりませんね。 
残債務が残ると云う一点を捉えるのであれば競売も任意売却も変わりませんが、
任意売却で処理をしておけば、その後の残債の返済内容が大きく異なってくるようですが・・・


無担保債権(ポンカス債権とも呼ばれるようですが)と言って
読んで字の如し “担保が取られていな無い借金” のことですが、


無担保化した残債は債権となってサービサーに安く売られるのが一般的なようで、
サービサーに譲渡されるとこの債権(自分の借金)を安く買い取れるようになります。


サービサーとは債権回収会社のことで、債権の管理回収を請け負うプロフェッショナル集団みたいです。
「債権管理回収業に関する特別措置法」という法律で誕生し、


従来、弁護士のみに許されていた債権管理回収業務を、
法務大臣の許可のもと民間事業者(サービサー)に許容されることになったそうで、
債権情報の管理、返済計画の再検討、競売など高度な専門知識を必要とする煩雑な業務を

適切で合法的に処理し、


それまで自社で行っていた金融機関等原債権者は、専門家であるサービサーに委託して、
アウトソーシングすることでコストを削減できるようになったようです。


債権回収会社(サービサー)に、債権が移ったら、
それ以降はサービサーから返済を請求されることになりますが、


この担保のない債権(無担保債権)は、
額面の2~4%程度と考えられないような値段で売却されると言われています。

その額 + 数%程度(通常は5%程度)を支払うことで、
その債権を買い戻すことが可能となることもあるようです。


サービサーは、不良債権の処理に困った金融機関を救うための法制度によってできたものですが、
上手に使えば、債務者の救済にも繋がるようです。


サービサーは、金融機関から大量の債権をまとめて購入します。

この大量まとめ売りをバルクセルと言いますが、
サービサーは債権を購入して、債務者に対して真っ先に行うことは、
多くの場合、債務の減額をするようです。


例えば、1,000万円の収入が見込める権利をわずか1万円で手に入れる訳ですから、
1万円以上を回収出来れば、それがサービサーの儲けとなります。 


そして、回収をスムーズに進めるために、
仮に督促を受けた債務者が残債の10%も支払うのなら、
喜んで残りの債権は放棄しても良いと考えるわけです。 


もともと回収の見込めない債権である上に、買い取り価格を遙かに上回る回収になりますから、
目標は十分に達成したことになります。


ある会社など、過去に任意売却で自社ビルを処分しましたが、 
数年後、当時の社長は24億円の残債を400万円で買取し、今は新たな出発をしている例もあります。


私の場合800万円ぐらいの残債と思いますが、
どのくらいの値段でサービサーに売ったんでしょうね。


おそらくサービサーは、まずは残債全額を、それも法的請求を絡めて請求してくるでしょう。
「出だしは大きく、強気で攻める」が債権回収の基本ですから・・・


でも、抵当権もありませんし、
債権放棄の文書は出さないまでも、事実上、取立てはしないと言うこともあり得るかもしれませんし、
無駄な手数と費用をかけることはしないでしょうね。


こんなことを考えながら、
自転車の試運転の疲れかついウトウトと居眠りをしてしまったのです。



つづく。



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