私たち生きている人間の最大の盲点は何て思いますか?
それは、
自分が世に生まれた奇跡をアタリマエの「前提」にしていることみたいですよ。
誰も奇跡だと認識していません。
この世に発生するとは、偶然で起こる確率ではすでに無いようで、
偶然では起こらないことみたいです。
生まれるには、自分の意思と、生まれ出る原因があるからで、
原因は、個人で違います。
そして、
「生まれ出るには条件」があります。
それは・・・
それでは前回の続きを
ダメの原因は100円ショップで買い物をした領収書だったのです。
Nさん曰く、
「今回の生活扶助費の一時金は、この前提出していただいたホームセンターの見積書を元に、
金額を算定しましたので、それ以外の店の領収書ではダメなんです」
言われてみればもっともなことです。
ちょっと欲を出して安いところで買い物をしたことを反省します。
「はい、まだ買い物は途中ですので、今度また持ってきます」
と苦しい言い訳をして帰ろうとしたところ、
「それから、不動産屋さんの領収書はこれでいいですけど、
今度その不動産屋さんも一緒に来ていただいていいでしょうか。」
これも実際その不動産屋さんが存在するかの確認なんでしょう。
最近、生活保護費の不正受給で問題になっているところが結構ありますので、
役所の方も確認、確認を徹底しているようです。
それはそうでしょう、
皆さんからの預かった大切な税金を支給しているのですから・・・
「はい、わかりました。すぐに不動産屋さんに連絡して日時を決めます」
やはり、役所を安易に考えていると痛い目に合うかもしれない、
と心中思いながら帰路についたのです。
聞いた話によると、
少しでも生活保護費の不正受給が発覚すると、
本人には連絡も何もせず、いきなり受給をストップするそうで、
切られた人には二度と受給しないそうです。
生活保護法の中に被保護者の権利と義務として、
(生活保護費を受給できると認められた者を被保護者という。)
「不利益変更の禁止 - 正当な理由がない限り、すでに決定された保護を不利益に変更されることはない」
とあります。
やはり権利を得ようとするならば義務も果たさないといけないですね。
役所を出た後、向かった先はもちろん見積書をもらったホームセンターです。
「え~と、あといくら買い物すると計算が合うのかな、」
と独り言を言いながら、
100円ショップで買ったもの以外の品物を選びます。
ほとんどの生活用品は揃ってしまっているので、品物を選ぶのに時間がかかります。
そして、また悪知恵が働いて、
「領収書は明細を書いてもらわないで、
合計金額だけを書いてもらい計算が合うようにするといいかもしれない、
要はこの店の領収書が必要なのだから・・・」
本当はいけなかったのでしょうが、
「今回までは仕方がない、今度からはちゃんとやりますから・・・」
と思いながら、金額に合うように買い物を済ませ、領収書も貰ったのです。
結局、支給された一時金より金額はかなりオーバーして、
「安物買いの銭失い」になりましたが、
反省の材料として今後に生かそうと思います。
(自由になるようでならないお金には気を使います)
後日、不動産屋さんの方にも連絡がつき、担当の人と役所に行き面接してもらい、
ホームセンターの領収書も提出して、
やっと生活扶助費の一時金の清算が終ったのです。
それから、
生活保護の種類のなかで医療扶助というのがあります。(治療内容は国民健康保険と同等)
生活保護が適用となると、
医療費は医療扶助から支払われるため自己負担なしに必要な医療を受けることができます。
という扶助費ですが、
私の体も色々不具合がありますからこの際悪いところは徹底して治そうと思い、
まず一番最初に行った病院は・・・
つづく。
こちらをカチッとしていただくと幸いです。
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