私がなぜ生活保護受給が必要になったか?
それは帰る家がなくなったからです。(競売で落札されました)
会社のリストラが始まりで、
無収入になってしまったのです。
働きたいけど働けない。
50代を迎えるとなかなか仕事先はありません。
今の20代の方も仕事ありませんよね。
あなたの行ったことがあるかもしれませんが、
ハローワークとか行っても若い人がウヨウヨいますね。
「じゃ、しばらく充電期間にするか」
その間は貯金を切り崩して生活しようという
気軽な気持ちで始めましたが・・・
それが1年半も続いたのです。
あなたも生活する上で収入はもちろんあると思いますが、
支払いがあります。
家のローン、車、その他のローン、
そして、電気代、水道代、ガス代、etc・・・
まず、支払いが延ばせるのから考えようと。
やはり家のローンみたいですね。
私の場合、
ボーナスなしの毎月均等払い 約9万円
そして車のローン 約2万円
これを減らせばそこそこ生活できるかも・・・
ここであなたも経験したことがないかもしれない、
車をなくすまでのプロセス、
家をなくすまでのプロセスを簡単にお知らせします。
車は信販会社のローンでした。
支払い2ヶ月ぐらい滞ると督促状が来ます。
それと平行してその会社から電話もかかります。
最初は女性でしたが、
恐らく延滞客専門の部署だと思いますが男性に代わります。
電話での応対は、
今、仕事をやめて収入がない状態を伝えると
「いつごろだったら支払いできますか?」
「そうですね・・・、早く払いたいけど今ははっきりはわかりません」
なんて言うと相手もどうしようもなく困りますので、
ウソでもいいから、
「3ヵ月後ぐらいからなら良いと思います」
と答えると待ってくれます。
それから3~4ヶ月ぐらいは、
「仕事先見つかりましたか?」
「いえ、まだなんです。」
こんなやりとりの電話が月に2~3回ぐらいありました。
そして、
約半年後ぐらいに「車を引き取る」ような内容が
書いてある文書が送られてきたのです。
「何月何日、何時ごろ」と日時指定の内容です。
いよいよ車引取りの当日なり、
どんな人がくるのか、私も興味がありました。
何人ぐらい来るのか・・・
ごつい感じのヤ○ザ風の人か・・・
文句を色々いう神経質な感じの人か・・・
ところが、
額を手ぬぐいで汗を拭きながら来た
普通のオジさんたった一人だったのです。
色々聞いてみると、
その信販会社から車の処分の委託を受けて、
他県から汽車に乗ってバスを乗り継ぎ
バス停から歩いてきたそうです。
(ちなみにバス停から歩いて30分ぐらいの距離に家がありました)
持参されてきた引き取り書に印鑑を押し、
そのオジさんは我が愛車だった車に乗り、
颯爽と・・・
とまでいかなくてギアチェンジを間違ったのか、
ガクガクと音をきしみさせながらゆっくりと去って行ったのです。
それから2週間ぐらいして、
「オークションで○○拾万円で売れ、残債が○○拾万円ありますので
すみやかにお支払いお願いします」
といった内容の封書が送られてきましたが、
それ以降、
その信販会社からは何の連絡もありません。
ブラックにはもちろんなっていると思いますが、
現物がないと相手も催促しにくいのかも・・・(私の勝手な解釈ですが・・・)
後日のことですが、
自動車税の5万1千円も払うことができずに車を引き渡すことになりましたが、
この払い戻しの通知がきていたのです。(1万何千円かだったと思いますが)
おそらく自動車税を引き取った会社が払ったのでしょうね。
そして、
家の売却ですが、
これは車以上に時間がかかりました・・・
つづく。
こちらをカチッとしていただくと幸いです。
↓