姉さんに何か渡したい、でも小鳥ちゃんは次女ちゃんが大切にしてくれると言うし。

LINEを読み返し、姉さんが気に入ってくれてた我が家のぬいぐるみを
思い出しました。
あらいぐまラスカルのぬいぐるみ、姉さんが可愛い癒される…って言ってたぬいぐるみ。
Eちゃん、Sちゃんにも相談して棺に入れてあげることにしました。

せっかくだからおめかしさせようと慌ててお花のモチーフを編んでつけました。
あと、手紙を書いてラスカルに持たせました。

姉さんと最後のLINE、私が送った編みかけのセーターの写真に
「完成したらまた見せてね。」…それが最後のメッセージでした。

葬儀の翌日が納品日ということもありましたが姉さんとの約束だから早く完成させようと
通夜から帰ってひたすら編みました。

葬儀の日、とてもいい天気でした。
晴れ女の姉さんらしい…

あの日、LINE最後の日、姉さんは午後訪問看護の方が来てくれてる時に、
突然倒れて救急車で病院へ行ったそうです。それから1日、頑張ったんだね。

私が図書のお仕事をしているとき、ハナミズキを歌いながら自転車で走っているとき、
中学の参観日に行ってるとき、セーターの袖を編んでたとき…
姉さんは頑張ってたんだね…

最後のお別れ、ラスカルを持って近付くと、長男Kくん「可愛い!母さん喜ぶよ」って。
姉さんの顔の横に入れてあげて、おでこをなでてあげました。

耐えられず号泣してしまった私の腕を支えてくれたのは後ろにいた長男でした。

姉さん、覚えてる?
初めて公園でお話した日。

あの日は少し肌寒い秋の夕方で私たち2組しか公園にいなくて。

泣き虫Kくん、落ち葉の山でこけてビービー泣いて。
うちの長男はしっかり者で泣いてるKくんを不思議そうに見てて。
姉さん「泣かんの!」って。起こしてあげるとニコニコしてて
私が「お目々くりくりでお母さんそっくりですね!」って言ったら
「そうじゃろ~よく言われるんよ。迷子になってもうちにすぐ連れてきてくれる」

こんなに長い付き合いになるなんてね。

あの日、抱っこしてブランコに一緒に乗った子どもたち。

今ではこうやって私たちより背も高くなって、私たちを支えてくれて助けてくれて…

姉さん、立派になったね。いい子に育ったね。
これからも見守ってくれるよね。


姉さんの棺は旅立っていきました。