1ヶ月前のあの日、姉さんから入院しているとメールがきたのは夜の10時半過ぎでした。

次男は仲良しグループで卒業旅行、三男は入浴中、娘は寝ていました。
私の目の前には勉強していた長男が座っていました。

「どうしよう…」そう言うと涙が出てきて長男が驚いて「何?何があった?」

メールの内容を話してKくんの最近の様子を聞くと「後期結果待ちって連絡はあったけど。」
明日会いに行ってくると伝えて三男娘には言わないで行くことにしました。

翌日、長男が夕飯は作ってくれると言うので少し早めに出かけました。
三男に「どこに行くの?」と聞かれたので、久しぶりに姉さんたちとお茶してくる、と言いました。

姉さんの病院を出たのは10時過ぎ。
駅で二人と別れて、12時前に卒業旅行から帰ってくる次男を待ちました。

二人でタクシーに乗って家に着いた時に次男が「こんな時間に駅の近くで何していたの?」
普段夜に家を空けた事がない私。不思議そうでした。
次男に玄関先で昨日からの事を伝えました。
「そう…わかった」

家に入ると長男三男が待っていました。
三男が「姉さん、元気だった?本当に相変わらずみんな長話じゃね。最近店行っても姉さんに会えんし。」

「みんな元気だったよ。いくらでも話しがあるけ~」と答える私。
長男次男は黙って聞いてました。

次男と引っ越しで出掛けた日、ブルームーンの夜。
京都の五条で二人で必死に「満月を姉さんに送ろう」と写真を撮ろうとしたり。
叡山電鉄で珍しい電車がきたら写真を撮ったり。
新居の様子を写真撮って送ったり。
次男の新居のすぐ近所にとても可愛い毛糸屋さんを見つけて、私が興奮していると
「姉さんに帽子編んであげたら?」と言われたり。

長男はKくんの様子を教えてくれたり、Kくん含めた仲良しグループで夕飯を食べに行ったりしていました。
そして長男も私が編み物をしていると「姉さんに帽子編んであげたら?」と言ったので
私も落ち着いたら編もうと糸の手配をしました。

青い鳥が1羽で寂しそうだったので、もう一羽準備しました。
次に会う時に、帽子と一緒に渡すことにしました。

4月6日、Kくんとうちの次男の大学の入学式でした。
姉さんと二人、入学式に参加できないのはちょっと残念ね!とお互いLINEしました。

私は早く帽子を編もうと帽子のデザインをあれこれ考えていました。
そしてGWに渡そうと一人で考えていました。