いつも読んでいただきありがとうございます。

安さんです。

 

 

4月26日の診察

今でも覚えています。

 

僕が聞きました

残りの抗がん剤はいくつあるのですか?

 

医者は言いました

 

1つ

 

そして続けて

 

ホスピスか在宅、どうするか考えていてね

 

とっくに決めていますよ、お医者さん

在宅だよ

僕は治療開始から一貫して決めてましたよ

 

てか

なんで、残りの抗がん剤はいくつ?

 

という質問に

こんな、答えが返ってくる病院、いや、個人の資質の問題ですよね。

失礼しました。

 

更に、お医者さんは言いました。

 

次の抗がん剤はやらずに

無治療にした方が幸せの時間(動ける)が続く可能性が高いです。

抗がん剤をムリにやって、短くなる事例をたくさん見てきました。

 

OSTやPFSが大した有意性を示していない、ということなのでしょうか?

 

じゃあ、なぜ、標準治療なの?

ロンサーフ+アバスチンが

 

益と害で割に合うからじゃないの?

 

体力のある患者さん向けの、大腸がんの後方治療として「やらないよりやった方が良い」という患者のニーズとしてラインアップしているのでは?

 

これを分かってないから、がん患者さんはインチキクリニックに行くんです。

 

騙されて高額な効果がほとんどない治療をやった方が「幸せの時間」をゲットできると思っちゃうんです。

 

更に、おっしゃいました

 

余命を当てるツールもありますよ

 

PPIでしょ?

 

てか、そんなことリクエストしてません。

 

言ったらダメです。

 

医者からこの方法で、患者にマウンティングをとっちゃダメです。

 

脅されたも同然です。

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緩和ケア医のドクタートッシュは

 

積極的治療が終わった時に、これからの見通しを伝えます。

そして患者に「余命を聞きたいですか?」と聞いた上で、患者に伝えます。

残された家族との貴重な時間を持っていただくために。

 

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希望を最後まで持っていたいのが、人間なのですよ。

知らないでしょ?先生

 

誰も、寛解したいなんて言ってません

5年生きたいなんて、言っていません

 

幸せの時間が、いつ消えるかは分からない

そこから、ガクっとくる

あとは、早い

 

分かった、もういいよ

 

こんな感情を内に秘めて、僕は紳士的に対応していきます。

 

がん患者の皆さん

 

向き合うってこういうことです

 

僕は逃げない

現実から逃げない

エビデンスから逃げない

 

ってことー (/・ω・)/

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。