抗がん剤治療前の主治医の考える治療戦略 

 

 

これは、主治医から直接聞いた話ではありません。

あくまでも私が予測したものです。

 

まず、妻の状態のプラス面とマイナス面を挙げ、勝手に分析します。

 

 

プラス面

 

             

①年齢が若い 

②体力がありそう

③治療意欲がありそう

④本人と家族が面倒くさくない 

 

 

マイナス面           

 

①ステージ4(進行が進んでいる

②BRAF遺伝子(予後が悪い)

③肝切除は今の腫瘍の状況ではムリ

④今の状況を患者が理解できていない?

 

抗がん剤治療開始前では、まだまだ主治医は私たちの性格を当たり前ですが知りません。

 

正直、自分たちのがんの状態を主治医が思っているより、私たちが軽く考えていたことは事実です。

 

そこで主治医は

「行けるところまでこのレジメンの抗がん剤治療で、できるだけ肝臓の腫瘍を小さくしてあわよくば肝切除(後で知ったが腫瘍が大きく、数もあったので切除不適応だったらしい)ができるかもしれない」

 

 

主治医はそう考えていたような気がします

 

結果的に主治医の思い通りになりました。


もし、肝切除が出来なくても、全身のがんの総量は減らせるから生存期間の延長は体力があるので多分できるだろう。

 

主治医はきっと、こう考えていたはず。。かなあ?