今日は用事の帰りに銀座でお茶をしてきました。昔よく行ったレストランや喫茶店がなくなり、コンビニやユニクロが立ち並ぶ様子には時代を感じてしまいました。銀座は日本一の繁華街だと言われていますが、どこも閑古鳥で花の並木通りも無くなるのではないかとさえ言われているそうです。銀座がこんなになってしまったのはどうしてなのかと考えてみると、私は利益に走りすぎた結果ではないかと思うのです。京都の祇園や先斗町が戦前から変わらないのは、景色にこだわり一見さんお断りで顧客にもこだわっているからだと思うのです。それに比べて銀座は営利主義でこだわりが無さ過ぎたのだと思います。銀座には昔川が流れて橋があったそうです。高峰秀子さんや田中絹代さんの映画に映る銀座には風情と日本情緒が溢れています。戦争の後の高度経済成長で銀座が日本の経済の舞台になり、使い古され、銀座はどう変わるのでしょう?今後の日本経済次第でしょうね。余談ですが、ラスベガスみたいにはなって欲しくないです。

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