長年働いてきた私にとって、
履歴書を書くということは、
自分の人生を振り返る作業だ。
キーボードを打ちながら、
色んな想いが駆け巡る。
生産性や効率をいかにして上げるか。
無理無駄ムラを省き、目標を掲げ、
常に向上心をもって取り組まなければならない。
働き始めたころは、
「企業は何もできない貴方達に、
最初の3年は投資することになる。
3年目からやっと役にたつ人材になるのだから、3年以内に結婚してやめようなんて甘い!」
「正確で迅速なのは当たり前。
給料泥棒になってはいけないよ。」
先輩方に叱咤激励された時代。
そんな考えを叩き込まれてきたので、
どこへ行っても、全力で必死に
働かなければいけないと思っていた。
自分に厳しいから
人にも厳しくなる。
いつの間にか、
周りは揚げ足の取り合い。
気づいたらそんな環境に
どっぷり浸かってしまっていた。
苦しくなってリタイアしたけど、
いざ何をしたいのか分からない。
焦りと不安から、
また同じ様な職種を選ぶ。
やりたいことよりできること。
年齢的にも贅沢は言えない。
秀でた能力や特別な資格が
あるわけでもないのだから。
劣等感が湧き上がり、
キーボードを打ちながら落ち込む。![]()
志望動機を書き終わった後、
これで本当にいいのかな?と思った。
年齢や能力を理由に
勝手に間口を狭めているのは、
私自身ではないのか?
色んな経験をしてきた自分。
乗り越えてきた自分を
一番よく知っているのは私。
私が認めて褒めてあげなきゃ。
よくやったきたね。
偉いよ。もう大丈夫だよ。![]()
本当は、人見知りでのんびり屋。![]()
時間や数字に追われるのが苦手
だということに気づく。
時代は変わった。
肩の力を抜いて、
何度でもやり直せばいいじゃない。
今の自分にあった
働き方が必ずできる!![]()
外は霧雨が降っている。
不思議と気持ちが落ち着いた。
心潤う気がした。