ワクワクゲラゲラときどき涙 -103ページ目

ワクワクゲラゲラときどき涙

キラキラワクワクゲラゲラと過ごしたいけど、たまに涙することもある日常。出来事や出逢いを素直に受け止め、心を磨きたいと思っています。

鬼は〜外!

福は〜内!



ご近所に迷惑がかからない様に

小声でこっそり豆を撒く。


毎年増えていく豆の量。

お腹が膨れてパンパンだ。汗




仕事帰り。

近くの神社に御礼参りに行った。



安全で安心してこの場所に

住まわせてもらっている事への御礼。




実家に戻らず、ここに住みたい。


ここが大好きだから。

ここが息子と私のスタートだから。



それが私の本心。



父の病気で頭がいっぱいになり、

自分の気持ちが分からなくなっていたが、

今日それがハッキリ分かった。





今朝、父の検査結果が出た。



一瞬、父も私も黙った。

父は何にも質問せず、

深々と先生に頭を下げた。



私は少しショックだった。

おそらく父も同じ気持ちだったのだろう。

入院手続きまでの間、

父も私も一言も喋らなかった。

二人ともただ黙って腰掛けていた。




しばらく経って父が言った。



良かったね!早く見つかって良かったね。

これで90歳まで仕事が出来るよ。


強がりなのか、開き直りなのか、

ちょっと冗談めいた言い方をして、

父は笑った。



私も慌ててうなづいた。


そうだ。

これで良かったんだ。





こうして、

三回目のカテーテル手術が決まった。





病院で父と別れ、私は仕事へ向かった。


しばらくして携帯が鳴った。



父からだ。


仕事中だったが、私は慌てて電話に出た。



今日は有難う。

届いたよ!

新しい名刺が届いたよ!

嬉しかったーー!!

手紙書くから。それじゃあ。


ブチッ。



ええ??

自分の言いたい事だけ言って

さっさと電話を切った父。汗


孫である息子が送った名刺。

新しい会社で作って頂いた名刺を

息子が父へ送ったのだ。



父は孫の成長が嬉しくて嬉しくて

しょうがないのだ。

息子は父の生きる源なのだ。



息子にとっても父は頑張る素。

入院する父を心配しながらも、

爺ちゃんが頑張ってるから

俺も頑張るよ!そう言っていた。





帰宅すると玄関のドアノブに

スーパーの袋がかけられていた。


甘いフルーツの香りが漂っている。

短冊の様な御便りと共に、

苺や林檎、トマトが入っていた。

父が来たんだ。



そして、

ポストには息子からの手紙が。



こんな趣味だったっけ??

猫の便箋。


吹き出しそうになりながら読み進めると、

知らず知らずのうちに涙が出てきた。



毎日充実しているのだろう。

文章からそれが読み取れて嬉しかった。




離れていても

心は通っている。


支えていなくても、

心配しなくても、

お互いの存在が

心の支えになっている。



私はここで元気に過ごす。

父も実家で元気に過ごす。

息子も遠くで元気に過ごす。


それぞれの持ち場で

それぞれが元気に過ごし、

人生を思いっきり楽しむ。




それこそが

家族の本当の幸せ

ではないかと思った。




果物を母へお供えしながら言った。

どうやら家に福が沢山舞い込んで

来てくれたみたいよ。有難うお母さん。