さて、このタクチロギルス症・ギロダクチルス症(吸虫症)
が原因だと思った理由は、
症状が当てはまる以外にもいくつかあります。

それは、以下…。

1)いったん治っても、また罹る
  →タクチロギルス症・ギロダクチルス症は原虫が原因なので
   成虫が死んでも、生体の中の卵や水槽中で休眠状態の虫が
   数週間後にまた魚に取りつく可能性がある

2)水質が悪くなくても罹る・エビは元気
  →水質悪化も引き金にはなるらしいですが、多くの場合は
   新しい水草や魚などがキャリアとなって
   この原虫を水槽に持ち込むことで起こるらしいです

3)塩浴で回復する(早期の場合)
  →原虫は魚のように浸透圧の調整ができないため、塩水の中で
   いったん死滅するらしい

どうりで何度治しても、また復活するはずです。。。

しかしナゾなのは、3匹いるネオンテトラは
1度も罹らないこと。
これは勝手な予測ですが、
原虫は夜魚が寝ているときなどに、魚に向かって泳ぎ
寄生するらしいのですが
ネオンテトラはアカヒレより全然素早いため
寄生しにくいのではないかと目

そんなこんなで、
現在はいったんすべてのアカヒレを0.3%の塩水で塩浴させ、
安全と思われるレッドビー水槽にお引っ越しさせました。
レッドビーは迷惑そうですが…あせる




そして、本水槽には素早過ぎて捕獲できないネオンテトラ3匹と
ミナミヌマエビのみ残留中。。




しばらくはこのまま、沈静化するのを待つことにします。