アンコールワット旅行 1月1日 | よ~くん&えみ~ちゃんのすくすく日記

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5年間のバンコク駐在を経て、無事日本に帰国。 4月から息子は1年生、娘は2才。新しい日本の生活が始まりました。

あけましておめでとうございます鏡餅

本年もどうぞ、私たち家族と、このブログをよろしくお願いいたします。


皆さんは今年のお正月、どのように過ごされましたか?


私たちは、大晦日は、
3年ぶりに紅白を観てアリスや絢香、ドリカムなどに感動し、
ゆく年くる年を観て、日本の雪の映像にちょっとしんみりしたりした後、
翌朝からの旅行に備えて、早めに寝ました。


日付が変わるころ、あちこちでドカンドカンあがっていたという花火には
全く気付きませんでした~~笑



そして、元旦。
5時半に起き、いざアンコールワットへ向けて出発!!
では、旅行記のはじまりはじまり。



1月1日
朝9時、バンコクから1時間弱、カンボジアのシェムリアップ空港に到着。

よ~くんとの生活
空気が澄んでいてとっても爽やかです。


よ~くんは、ビーチリゾート以外の旅行は初めて。
日本以外の海外旅行も初めて。
遺跡めぐりの旅、どうなりますことか・・・。



初めにアンコールパスを入手。
3日券で40USドル、顔写真入りです。
アンコール遺跡に入るには、チェックポイントや、
各遺跡の入り口で、丁寧にチェックされます。


まず最初はアンコールトムへ。
アンコールワットの少し北にあります。


ここは、アンコール王朝のジャヤバルマン7世が建てたもので、
王朝が最盛期であったことが随所に伺える、大きな城塞で、
1辺が3kmの城壁に囲まれています。

アンコール遺跡のほとんどは、四方をお濠に囲まれているので、
こういう橋が参道や入口になっています。

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<神と阿修羅が大蛇の胴体を持った橋の欄干>


ふと下を見ると、お濠に入って、たくましく遊んでいるカンボジアの子供達の姿が。

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こちらが入口となる南大門。

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菩薩の顔が東西南北を向いて4体、おだやかな微笑を浮かべています。


中央のバイヨンへ。

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やはり、四面体の菩薩像が至るところで微笑を振りまいています。
ある意味、すごい迫力です。


バイヨンの回廊城壁には、
戦いの様子、当時の庶民の生活の様子などが生き生きと刻まれています。

よ~くんとの生活


このアンコールトムやアンコールワットなど、
西暦1100~1300年頃に建てられた寺院は「砂岩」で出来ているため、
かなりモロいとのこと。
崩れかけている箇所の修復や、壁画の保存などに、
世界各国が支援しているそう。

日本、フランス、中国、インド・・・

遺跡ごとに各国の援助で修復作業が行われている旨の看板が立っていました。

よ~くんとの生活


じっくりバイヨンを見学したあとは、
ピミヤナカスなど、ヒンズー教寺院をいくつか見て回ります。

よ~くんとの生活


次はタプロム遺跡へ。

ここは私が訪れるのを一番楽しみにしていた寺院のひとつ。

アンコールトムが建てられるより以前にジャヤバルマン7世王の
母親を弔うために建てられた仏教寺院。


ところが、カジュマルの樹が遺跡を覆いつくすように成長してしまい、
今にも遺跡全体が崩れ落ちそう・・・

よ~くんとの生活


よ~くんとの生活


数百年もの間ジャングルに埋もれ、
発見されることがなかったため、自然の猛威の餌食になったそう。

インド政府の援助で修復作業がはじまったばかり、とか。


昼食を食べ、いよいよアンコールワットへ。

ここは、ヒンズー教のヴィシュヌ神を祀ったクメール建築の傑作。

大きな堀に囲まれているため、長~い参道(540m)を歩く。

よ~くんとの生活 暑かった~~


中へ入る前に、手前の聖池に映るアンコールワットを眺める。

よ~くんとの生活


内部の回廊は、外側から第一、第二、第三回廊となっており、
第一回廊だけでも、全長760m。


「神と阿修羅の戦い」「天国と地獄」など、ヒンズー教にまつわる絵物語が、
浮き彫り細工のレリーフとなって一面に描かれている。

よ~くんとの生活


中央の祠は、あまりに勾配が急で修復工事中のため、登ることができず・・


砂岩なので保存が難しいこともあり、
さらに、近年の内戦で、彫られた顔部分だけが盗まれたり・・・

それでも、神秘的な神々の世界を充分の堪能。


   もちろん、遺跡にも感動したんだけど、
   実は一番ビックリしたのは、よ~くんが、
   実に熱心にガイドさんの話に耳を傾けていたこと!!
   ガイドさんの言っている意味が分からないと、
   「おかあさん、今何て言ったの? どういうことなの?」 と質問攻め。
   ガイドさんの説明を、より平易な分かりやすい言葉で、

   よ~くん向けに説明するのが
   私の仕事でした・・・!



そして夕方、プノンバケンの丘へ。
高さ60mとはいえ、ゆるやかな登山!
ひたすら歩く歩く!


坂道を登りつめ、最後の傾斜60度の階段を上がる。

よ~くんとの生活 ほとんど四つんばい~



昇りきるとそれはもう素晴らしい眺め。

眼下一面に広がるジャングル、夕日に照らされたアンコールワットの勇姿。

よ~くんとの生活    よ~くんとの生活

                        沈んでいく夕陽。
                        感動です。



帰りは、急勾配の階段を、這うようにして降り、
ひたすら歩いて下ります。


それにしても、よ~くん、本当によく頑張りました。
どうにも足場が悪かった箇所以外は、
朝から晩まで、全部自力で歩ききりました。


何度も「疲れた~」とは言いましたが、
「探検!探検!」と喜んでトレッキング?し、
一人前にガイドさんの説明を聞き、
最後まで泣き言を言わずに頑張りました。


舞踊鑑賞つきの夕食を食べ、ホテルの部屋に入ったのは、
夜9時を回っていたころ。
お風呂に入り、即オチ~~ぐぅぐぅ  ~つづく~