選挙が始まります。
衆議院議員選挙です。僕の住む宮城県では、宮城県知事選挙も行われています。
僕は支持する政党も決まっていますし、投票する候補者も決まっていますが、
立場上ここではその名前は挙げません。
さて、いつも言う事なのですが、政治とは国民の暮らしに直結するとても大事な実務です。
政治とは実務であり、力であり、国の政を預かる政権と政治家には、それらの能力と
実力、行動力を備えていることが求められます。
ところが「選挙」となると、その実力どおりに結果が出るとは限りません。
一部の候補者は一般市民に聞こえがいい、耳障りの良い言葉を並べ立てます。
実現性もない、出来るはずもないことを公約に掲げ、主に生活弱者の票を集めようとします。
非難を承知で書きますが、生活弱者、社会的弱者、貧困状態にある方の多くは、比較的「政治」や「経済」の仕組みについて、情報においても弱者である傾向が強いです。
なので、
「お金沢山配りまーす」
とか
「税金を無くしまーす」
とか
「お金持ちからお金を集めて、貧しい人に配りまーす」
とか
単純にわかりやすい言葉で、「弱者の票」を集めようとします。
さすがにそんな簡単じゃないよね、税金無くすとか出来っこないよね、
と殆どの人がわかると思うのですが、信じてしまう人も一定の割合でいるのです。
そもそもそうした「無理な選挙公約」を掲げた候補者は、仮に選挙に当選して政治家になったとしても、多数派の政権与党とはならないので、「無理な選挙公約」は「守られなくても仕方ない公約」になります。
その繰り返しです。
みなさん、選挙に行きましょう。
あなたの一票の行動が、この国を支える一票になります。
さあ、選挙でござる。