予告からずっと観たくて、映画館にて鑑賞!
石原さとみのヒステリックな演技が見どころ。
新鮮だったし、その演技力の高さにあらためて良い女優さんだと思わされた。
石原さとみの演技が、リアルで、とにかく引きこまれる。
上映中、中盤からほとんど泣きながら観てた。
いなくなってしまった娘。
必死に探すしあらゆる手も尽くす、それでも見つからない。
狂っているこの世界について考えさせられた。
SNSや報道。あらゆる攻撃が、被害者であるはずの家族を襲う。
どうしてこんなに心無いことができるのだろうと思うけど、世の中には頭のおかしい奴がわんさかいるというのも事実。
報道陣を演じる中村倫也に感情移入。
正義感があって、優しいが故にただ面白いほうどうを撮れない。それを面白いと思えない。
この社会的に出世はできなさそうだけど、こういう人間がもっといたらいいのになと思う。
どれだけ悲しくても、辛くても、悔しくても、今を生きなければいけない。
ラストシーンは、最終的にどうなったのかはっきりしなかったけど、それでも心に刺さった。
とても良い映画だった。
涙が止まらないけど、これは現実世界で実際に起きていることだ。これは現実だ。
だから、みんな観るべき!