「ちひろさん」という、
不思議でつかみどころのない
なんともいえないような魅力で人を惹きつける
とにかく不思議な女性。
お弁当屋で働く、
元風俗嬢だという彼女。
誰にでも平等に接し、優しくておせっかいで
なのにどこか冷めていて空っぽ。
そのちょい闇な部分があるからこそ、
余計に気になる。
有村架純演じる「ちひろさん」に
こちらもどんどん惹かれていく!
なんとなく観てしまう、そして観終わった後は
どうも心がぽっと暖かくなるような
平和で、優しくて、とても素敵な映画でした。
ああいう海街に住んでみたい。
ちひろさんが去ってしまった後の
オカジと小学生の寂しさを思うと
胸が痛いけど……。
なんとなく病んだときとか、
人恋しくなったとき、
人生に迷ったときとかに、
おすすめな映画かもしれない!
確実に「自分」というものを
しっかり持っているちひろさんに
とても憧れました。