私は多重人格者、ビリーミリガンに夢中になった。
“多重人格” というものが理解不能すぎて、
興味が湧いて仕方がない。
物語を読んでいる間、意味不明で理解不能な展開すぎて、
すごく不思議だった。
本当に、まじで意味が分からない。
本当に面白い。
私の興味のドンピシャだ。
一人の人間の中に、24人もの人格がいるだなんて、
どういう感覚なのだろうか。
意識を失っている間に、他の人格が意識を持って
自分の生活をされているだなんて。
それに、その人格は一人一人、それぞれ年齢や性別、
特技や性格などが違っている。
それぞれに、しっかり“気持ち”もあるのだ。
ビリーが多重人格になってしまったきっかけは、
幼少期に義理の父親から性的虐待を受けていたことなどだ。
そのような虐待が、子供にとって
どれだけの精神的ショックを受けるのかということも
本書から学んだ。
精神が、分裂してしまうほどであるのだから。
ビリーは、自分が何も知らない間に
あらゆる事が起きて事態が進んで、
犯罪まで犯してしまっているのだから
不幸過ぎると思う。
しかし、多重人格でありつつも
ハンサムな見た目であるからか、
なんやかんや女性にモテるのである。
何にせよ、ビリーの人格を一つに統一させた
医師達が凄すぎる。
上巻、下巻、2冊を夢中になって読み切ったが
私はどうしても体重人格というものに
興味がそそられて仕方がない。
ビリーミリガンや多重人格について
ネットで検索していると時間を忘れてしまう。
もっと、今は亡き“ビリーミリガン”について
知りたい。