長男が小学生の時、控えめで優しくて

学校でのトラブルも一度もない穏やかな子。


6年生の12月の懇談会の時に、担任の先生に

「うちの息子と性格が本当によく似ています。」と言われたのです。

どんなお子様なのかと伺うと、「優しくて、目立つのが嫌いで、以前、場面緘黙症になったんです。」と。

(場面緘黙症とは、家の中では普通に話せるのに、学校や職場などの特定の場面٠状況になると話すことが出来ない状況が続くという状態です。)


卒業式のブログの通り、長男の成長を感じていましたし、お友達にも恵まれていましたが、『本当に』よく似ているとのことで、お会いしたことはないので どこまでかはわかりませんが、

場面緘黙症?とその時には何か引っ掛かるものを感じていました。


中学生になって間もない昨年の4月に、

「クラスで動画を撮ったよ。にっこり」と長男。

見てみると、


5人ほどの班のメンバーで、教壇に立って、

同じ小学校出身だけど6年生の時に引っ越して来て違うクラスだった ほぼ中学校で初対面のひょうきんな子と長男が隣同士で、クラス皆の前でボケとツッコミで2人でコントしてました。泣き笑い

クラスの子たちの笑い声も動画に入っていて気づき


半数以上が入学式で初めましてのクラスメイト全員の前で、しかもまだ4月、全く緊張した様子でもなく、こちらが微笑ましくて嬉しくなるほど、とても楽しそうな笑顔の長男がそこには写っていました。


昨年12月の中学校の三者面談では、担任の先生から、

「長男くんの周りにはいつも沢山の子が集まっています。特に〇〇君や●●君は、長男くん命みたいな感じでいつもくっついています。」


さらに、


「それと٠٠٠

長男くんは女子にも人気があります。

いつも追いかけられています。ニコニコ


「そ、そうなんですね٠٠٠٠驚き」と、驚いていると


「人が集まってくるという事は、とても良いことです。」と言ってくださいました。


6年生の担任の先生からのお話は何だったんだろうと不思議なほどです。


昨年秋に、インフルエンザの予防接種で小児科に行った時に、

先生が、「お兄ちゃんか弟くん、どちらから先に打ちますか?🧑‍⚕️」と兄弟に聞きました。

こういう場面では、いつも弟からだったので

今回もそうだろうなと思う間もなく、

迷わずお兄ちゃんが「はい凝視」と言って

一歩前にでたのです。

いつも弟からだったので 先生が、

「おっキラキラお兄ちゃんからいく?」と。

皆さんからしてみれば普通のことのようで、我が家ではこれまで普通の事ではなかったので驚きました。

こんな小さな事も私にとっては成長したな、と思うのです。


中学生になって、グループ学習では絶対に自分の意見を言わなければならないし、授業も工夫されていたり、先生方の話も面白いようで、そういうところからも日々成長させてもらっているのかなと。

この間も、車椅子バスケの選手の皆さんが中学校に来てくれました。歩けなくなった経緯、車椅子での普段の生活のこと、色々な話を聞かせていただいたり、子どもたちは車椅子バスケも実際に初めて経験させていただきました。

沢山の経験をさせてもらって、気付かないうちに成長している長男。決して当たり前の事ではない、その成長にありがとうと思っている私です。