赤い道着選手が勝つようですが、サンボでは打撃点数は相手をKOさせる時のみ与えられます。

パラン道着選手はすでに5点を先に先取りしているので、打たれながらも背負落を成功させてさらに4点を得点し、8点差勝利宣言で勝利したのです。

 

これはサンボという武術が日本の古代柔術と関連があるからです。 侍たちは鎧のためパンチ、蹴りが通じず、カタナで切れる部位も制限的でした。 そのため、カタナで戦って接近すると倒して脇差で締めくくりましたが、これが後の柔道の押さえになります。 サンボも初期の柔道から分かれた武術で、諜報員や体育学者が軍隊での白兵戦のために作ったものなので打撃には点数を与えず、相手の息抜きができる倒しと押さえに点数をつけるものです。

 

ロシア人初の柔道黒帯となったサンボの創始者ヴァシリ·オシェフコフの銅像