武田の里 ウルトラウォークに参加してきました。
来年も参加しようと思った時のために覚書をしておこう。
お天気もわりとよく歩きやすい1日. . . もとい2日間だった。
さすがに深夜も3時になると寒くてウィンドブレーカ代わりのカッパを着たけど5時前には脱いじゃう程度の天候だった。
程良い間隔で仮設トイレが設置されていた。最後尾に近いとこえろを歩いていたのでそんなに混んでなく利用しやすかった。
またコンビニもあるので補給食もほんのちょっと持っていればいいんじゃないかなと思う。もちろん計画的な利用が前提ですけど。
トイレや休憩所以外にも積極的に立ち止まった方がいいみたい。たとえば1時間おきとか。ストレッチしたり思い切って横になってみたりとかね。
AM2:30 18.4kmのところで看板を発見

どおりで見たことある景色だとおもった。
また一ヶ月後にここに来るのかと思ったら、すこーし歩いている自分がバカだなと思った。
自転車で100キロを超える距離を走っていたので甘く見ていたなぁ。自転車はフリーが付いていて脚が動いていないときがあるけど、ウォーキングは
ぜーんぶ自分の足を動かしていなきゃいけないんだなぁー
ってつくづく思った。
AM4:55 27kmのところでリタイヤを考え始めた。
歩き始めて二時間くらいで痛み始めた脚の筋肉がかなり痛い。歩きながら何度も居眠りしてよろけっちゃたりもした。この時点でガーミンには歩行スピードが3km/hを表示されていた。ってことは、つまり8時間もまだ歩かなきゃいけないってことだ。無理してゴールして筋肉痛だけならいいけど、膝の爆弾が爆発したらこまる。いつだって無理しちゃうのが悪いところなのも痛感している。
でも
「いまリタイヤしても電車あるのかなぁ。せっかく長野まできてリタイヤして帰るのいやだなぁ。」
そんな理由だけでリタイヤしなかった。
歩けば歩くほど痛みが増す。
時間が経てば確実に電車が動き出す。
でも歩けば歩くほど、時間が経つほどゴールが近くなりリタイヤするのが嫌になる。
結局、リタイヤしなかった。

そこには素晴らしい景色が待っていた。
この桃源郷を超えたところにゴールがあった。ゴールはまだかという気持ちが強く、正直この景色には感動を覚えなかった。
武田の里ウルトラウォーク 完歩できて良かった。
爆弾である膝を含めとくに関節の類は運よく痛めなかったようだ。
ただ筋肉痛はものすごく帰りの駅の階段は苦しみのほかなかった。あしを着くだけで痛みが走った。それもそのはず。家について靴下を脱いだら両足に六ヶ所もまめができていた。破れなくて良かった。
一日たった今はそんなに痛みは残っていないし普通に歩ける。
でもAM4:55にした決断は最良の決断だったのか今でもわからない。
「リタイヤしても良かったかも」とも思っている。
でもバカだから冒頭にも記述したが来年も参加してしまうかもしれない。しかも事前に20kmぐらいのロングウォーキングのトレーニングをして。
歩いていたので上下にぶれたのをGPSが全部ひろったのかもしれないけれど累積標高2595mはかなりあると思う。
最後に電車で行ったのは正解だったとおもう。
歩くのも苦痛なぐらいだからアクセルやブレーキを踏むのも苦痛に違いない。また帰りに半日ぐらい仮眠すれば別だけど、居眠り運転しちゃうね。
苦しみとたのしさがバランス取れたイベントでした。
今回は: 武田の里 ウォーキング
歩行距離: 52.4km
歩行時間: 13時間(休憩含む)
