今日は七夕ですね。
特に実感も何もないのですが、ちび〇る子ちゃんやサ〇エさんを視聴してると「そういえばそうか」と思い起こさせてくれます。
精神科の病棟で働いている際にも、そういったイベントごとに乗じたものはちょこちょことありました。
特に閉鎖病棟だとほとんど毎日を病院内で過ごす患者様に向けてOT(作業療法士)を中心に企画されることが多いと思います。
精神科のある病院で患者様が利用できるように、グラウンドや体育館などを所有しているところもありますね。
私が働いていた病院では、七夕ももれなく、病棟行事として毎年持ち回りのスタッフが準備から企画していました。
運動会や文化祭など病院全体のイベントとして開催しているものもありましたが、クリスマスや七夕などは病棟ごとのスタッフによって行われておりました。
七夕会は毎年、企画したスタッフなどによって内容も異なるのですが、大まかに分けるとスタッフによる出し物(劇やマジック、歌やダンスなど)と
患者様も参加型の企画(カラオケ大会やクイズ、ゲームなど)に分かれていたと思います。
まあ、実際一番患者様が楽しみにされていたのは、その後の茶話会と称した、普段は食べられないジュースやケーキが食べられることだったりするのですが。
普通の病院ではあまりないですが、精神科の病院だとそういったイベントやレクリエーションも多いので、1日中スタッフも私服のまま病棟で過ごすということも多々ありました。
ある時は、歩行状態も悪く普段まったく外出することがない患者様と担当のソーシャルワーカーと3人で車に乗って、サー〇ィーワンにアイスを食べに行くとかいう日もありました。
そう考えるととっても良い仕事ですよね。
私にとっては患者様とそういうふれあいというか、会話をしたり一緒に過ごせる時間はとても貴重で楽しかったなあと今でも思います。
内科の病院では、会話などは当然ありますがそこまでの深い関わりはありませんし、長くても3カ月程で一度退院されるので精神科で体験したようなことはありません。
精神科と聞くと、マイナスなイメージが最初に浮かぶと思いますが、私は働けたことは本当に良かったと思っています。