まず一個目

雑記帳:「動物の遺棄・虐待は犯罪です」環境省がポスター

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090306k0000m040127000c.html

環境省が作成した啓発ポスター=同省提供
時歌の日記♪

 「動物の遺棄・虐待は犯罪です」と大文字で書かれた異例の啓発ポスター(縦51センチ横36センチ)を環境省がこのほど作製した。約9万5000枚を都道府県に配布し、公園などに掲示してもらう。

 05年の動物愛護法改正で、遺棄した場合の罰金を30万円から50万円に引き上げるなど罰則を強化。殺処分される犬猫の数は減ってきたが、06年度で計約34万匹と依然多いため、ポスター作製を決めた。

 「引っ越しなどで、簡単に飼育をあきらめる人も多い。家族の一員として最後まで面倒を見て」と同省担当者。「犯罪」の2文字とポスターの犬猫の悲しげな顔で考え直す人が出てくるかも。【田後真里】


毎日新聞 2009年3月6日 2時30分(最終更新 3月6日 10時08分)



臼井京音の幸せ犬暮らし

http://mainichi.jp/life/housing/inugurashi/archive/news/2008/20080528ddm013100136000c.html

保護施設で新たな出合い

 今回は、これからの犬選びの方法を、海外の犬事情も交えてご紹介しよう。

 イギリスには子犬を売るペットショップはほとんどない。ペットショップで買えるのは、フードや日用品、グッズだけ。新しく家庭犬を飼いたい人々の多くは、アニマルシェルターと呼ばれる保護施設に足を運ぶ。また、特定の血統種がほしい場合は、信頼のおけるブリーダーのところに出向くのが一般的だ。

 数あるイギリスのシェルターのなかには、180年以上の歴史を持ち、エリザベス女王もパトロンとなっている「RSPCA」(英国王立動物虐待防止協会)もある。今では世界各国に広がり、私がオーストラリア・シドニー支部を訪れたときには、語学留学中の日本人ボランティアが犬舎の清掃を行っていた。

 シドニーでは小規模なシェルターも訪れたが、いつも50頭ほどいる犬のうち、1カ月以内に9割が新しい家族のもとに迎えられていくという。ここでも、日本人のお散歩ボランティアに出会ったのが印象的だ。「犬が飼えなくても、こういった形で大好きな犬に毎日かかわれるのが楽しいし、新しい飼い主さんが決まる瞬間は何度立ち会ってもうれしい」と、シドニー在住のカズコさん。

 海外で保護施設からレスキューされた犬の笑顔に多く出合ってきた私は、日本でも同じような犬が増えることを願い、日本初のRSPCAの国際協会員「NPO法人ARK」が行う譲渡会に携わるようになった。東京・日本橋で運営する犬のしつけ教室を、譲渡会場として隔月に1回提供しているのだ。開催日は昼ごろ、まず一時預かりボランティアさんが犬を連れてやってくる。その後、希望者が犬たちと触れ合い、相性などをチェック。ARKは犬に一番マッチする家庭を選んで後日、正式に引き渡しをするという流れで、犬たちが新しい家族を見つけていく。

 最近は、自治体の動物愛護センターが開催する譲渡会、譲渡実績のあるアニマルシェルターやボランティア団体も増えてきた。新しい犬探しの場に、それらを加えてみてはいかがだろうか?(犬のしつけインストラクター)

毎日新聞 2008年5月28日 東京朝刊


ペットナビ

http://www.mainichi.jp/life/housing/petnavi/archive/news/2009/20090204ddm013100189000c.html

ペット保険とは、どんなもの?

 ◆ペット保険とは、どんなもの?

 ◇上限設け、医療費補償 更新には年齢制限も

 埼玉県に住む女性会社員(50)の愛猫、チャー(10歳)は昨年末、おしりに腫れ物ができて手術した。費用は1日の入院を含め9万4920円かかった。病気の後、ペット保険の資料を取り寄せたが、「会社もプランも多すぎ、違いが分からない」と結局、加入せずじまい。チャーが高齢なこともあり、不安は消えない。

 ペットがけがや病気をした際、飼い主が払う医療費を補償する「ペット保険」への関心が高まっている。動物の治療は保険がきかない自由診療。病気によっては飼い主の負担が大きいためだ。また、ペットの高齢化や、CT(コンピューター断層撮影)など人間同様の高度な医療サービスを希望する飼い主が増えていることも背景にある。

 ペット保険はもともと根拠法がない任意の共済だったが、契約者の保護のために保険業法が改正され、06年4月から「少額短期保険業制度」が導入された。少額短期保険業者は、文字通り、少額で短期の保険のみを扱う事業のことで財務局による登録制。最低資本金は損害保険会社が10億円なのに対し、1000万円で保護機構がない点が異なる。

 ペット保険に詳しいファイナンシャルプランナーの平野敦之さんによると、現在、ペット保険を取り扱っているのは損害保険会社2社(アニコム損保とアリアンツ火災海上保険)、少額短期保険会社6社の計8社。保険内容としては、かかった医療費の50%や70%など所定金額を補償する社が多い。また、去勢・不妊手術などは対象外だ。

 掛け金はペットの種や年齢によって異なる。たとえば、アニコムの基本料金はいずれも0歳の月払いで、チワワ2160円▽柴犬(しばいぬ)2370円▽ゴールデンレトリバー2930円▽猫2200円--となっている。どの社も補償には1日や年間の限度額、年間通院日数などに上限を設けている。保険更新には年齢制限を設けている場合が多いので確認したい。

 その他、ペット保険の基本的な知識を平野さんに聞き、Q&A方式でまとめた=別項参照。「手続きの簡単さや限度額、予算など、自分が何に重きを置くかを考え、じっくりと判断を。また、肥満防止など、家庭でできる健康対策はしっかりやりましょう」と平野さん。

 横浜市のドッグトレーナー、鈴木美和子さん(35)は3年前、パグの「おこげ」を飼い始めると同時にペット保険に加入した。これまで、散歩中におこげの足にトゲが刺さったときと、茂みに入って目をけがしたときに利用した。「気分的に病院に行きやすくなった。将来どんな病気をしても、費用の心配をしなくてすむという安心感が得られた」と話す。

 「法律が改正され、安心して飼い主のみなさんに勧められるようになった」と話すのは、ようが動物病院(東京都世田谷区)の獣医師、清水栄治院長。「保険に入っているということは、ペットを家族の一員として考えているというサイン。費用がかかる治療も提案できるなど選択肢が広がった」と話す。【田後真里】

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 ■おさえておきたいペット保険の基本

Q どんなペットでも加入できるのでしょうか?

A ほとんどのペット保険業者が犬・猫のみを対象としています。例外は2社で、アニコム損保はフェレットやウサギ、鳥にも対応。日本アニマル倶楽部はフェレットやウサギなどの小動物、鳥、爬虫(はちゅう)類も対象にしています。

Q 加入に年齢制限はありますか?

A 一般的に新規契約の場合、生後すぐや、10歳前後の高齢になってくると加入できないことが多くなります。加入するときは、何歳まで継続更新できるのかも確認しましょう。

Q 加入してすぐ病気になっても補償されるのですか?

A 病気は加入後、一定期間が過ぎないと補償されない「待機期間」が設けられています。

Q 現在、治療中の病気があるのですが。

A 基本的に治療が済んでから申し込みます。社によっては、病気の種類によって入れる場合もありますから、個別に照会してみましょう。

Q 保険金を受け取るには。

A 後日、治療費明細書や保険証の写しを郵送して振り込みなどで受け取るのが一般的です。提携病院なら、保険証を提示すれば窓口で精算できる保険会社もあります。

毎日新聞 2009年2月4日 東京朝刊




ここまで読んだ皆様お疲れ様です。

一番初めの記事、啓発ポスターは藤野真紀子議員の発案で作成されました。

作成されるまで半年以上かかっています。

これは国が配布するものなので、希望者は市役所の窓口などから取り寄せる事が可能です。

六本木写真展で、初日数枚配布されました。


では、ハクのかわいい写真を見て目を休めてくださいませ。


時歌の日記♪