このアジングロッドが凄い2023 | More Finesse More

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何千、何万と釣ってきた魚釣りの経験を活かして執筆活動する自称コラムニスト。
所有してきたロッドの本数は百を越え、ロッドやタックル選びに関して、少しうるさいのはご愛嬌。
かつて相羽純一氏とは師弟関係にあったが価値観の相違から離別。

間が空いてしまいました。


いよいよ1位の発表です。


映えある1位は




シマノ ソアレSSアジング 60SUL-S



です。


何故、このロッドなのかと言いますと、それは、一般的に感度が最も求められるアジングに対して、新しい切り口で、感度よりもロッドの曲がりによってアジのバイトを乗せるための柔らか系であることが挙げられます。


どういう事かと言いますと、触って頂くと解るかと思うんですが、一般的なパリッとしてるアジングロッドよりも若干張りがない。


特にティップ結合部のティップ〜ベリーにかけては少しモタモタっとしています。そしてそこで重みを感じやすく微調整がされています。


通常のアジングロッドではティップがお辞儀しない程度でキビキビと動かす事がアジングでは、より多くのアジを釣る事が出来ると考えられているようですが、このロッドでは動かさずルアーをその場に留まる様な、所謂、アミパターン、プランクトンパターンの釣り方が似合います。



朝マズメ、夕マズメの高活性なアジは今までのロッドで1.5〜3グラムくらいまでのジグ単を用いて、キビキビ動かして釣ればいいじゃないですか?

もちろんこのロッドでも出来なくはないです。そもそも柔らかいのでそういった用途でもアジは獲れますよ?

でもこのロッドの使用用途はそれだけじゃないんです。


このロッドは低活性のアミパターンのときに0.4〜とか0.6gなどの軽量ジグ単でボトムスレスレを浮遊させる釣法の際に役に立つロッドです。



わたしはバスロッドにしても、多少ティップからベリーにかけてもたつくロッドが好きです。


そもそも手元に近い場所にアタリが出る場所があったほうが、より操作してる側に伝わりやすいのは当然でしょう?


ティップがお辞儀しすぎて操作性が悪いと感じる場合はラインを張りすぎているという場合がほとんどで、これは多くの釣り人の場合、ロッドティップを立ててアタリを聴くという操作が、基本動作としてより多くの人に知られているからで、少しロッドティップを下げてラインを張りすぎないようにすれば解決出来ます。


また、ラインを張りすぎない事で糸フケアタリも捉える事が出来る様になります。


私はまだアジング歴に関しては日が浅いですが、バス釣りからナイズドされた知識と経験を活かしてこれからもアジング道を頑張って行きたいと思っていますので、どうぞ応援よろしくお願いします。