スピニングリールの今昔 | More Finesse More

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何千、何万と釣ってきた魚釣りの経験を活かして執筆活動する自称コラムニスト。
所有してきたロッドの本数は百を越え、ロッドやタックル選びに関して、少しうるさいのはご愛嬌。
かつて相羽純一氏とは師弟関係にあったが価値観の相違から離別。

17ソアレCI4+ 2000SSPG と 20ルビアスFC LT2000Sの使用感の違いについて語っていきたいと思います


スピニングの釣りにありがちなのがライントラブル


いや、ベイトのほうがライントラブル多いだろう?って事をよく言われますが、私の場合は逆でスピニングでのライントラブルほどストレスになるものはありません



ケース1


捻れた糸が穂先に絡んでガイドを破損する


最近はあまり聞かないですが、ほどほどに良く聞くトラブルの一つです



ケース2


ライン滑りに寄るバックラッシュ


特に糸巻き量が多すぎる時に多発するのがこのトラブル



この2点がスピニングにおける主なトラブルです



このクラスのスピニングクラスともなるとシャロースプールなのも功を奏して殆どトラブルというトラブルは改善されています



さて、この2点のリールの使用感の差ですが、ほぼほぼ大きな差というものは感じることはありません


強いて言うならば17ソアレのほうはよりゆっくりとしたリトリーブ向きで、リフトフォール中心の釣りに向いていて、20ルビアスのほうは横の巻きで特に信頼を置いているといった感じです



ドラグ性能に関して言えば、17ソアレではドラグをきちんと調整しなければ、かなりの勢いでドラグが滑ってしまいやすい感じがします


20ルビアスではドラグをきちんと調整しなくても最初の効きからやや強めにドラグがかかるような感じです



ダイワがじわじわとドラグが効く感じに対して、シマノはドラグの出だしの初速が早い印象です


ここが20ルビアスは巻きの釣り向きで、17ソアレは縦の釣りに向いてるように感じるポイントの一つでもあります


ソアレは胴まで入るティップの柔らかいロッドに、ルビアスはティップが硬めで操作性の良いロッドに合うように感じます



その差はドラグの差によるものだと思われます