ルアーカラーの謎 | More Finesse More

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何千、何万と釣ってきた魚釣りの経験を活かして執筆活動する自称コラムニスト。
所有してきたロッドの本数は百を越え、ロッドやタックル選びに関して、少しうるさいのはご愛嬌。
かつて相羽純一氏とは師弟関係にあったが価値観の相違から離別。

何故、ルアーカラーはこんなにも豊富なのでしょう?



そのヒントのひとつに、魚類にはヒトよりも優れた色覚能力があるということを、人類は知らなくてはいけません



どんな色でも釣れるけど、このカラーだけが異様に反応がいい


そんなルアーカラーってありませんか?





魚類の脳のメカニズムの解析です


参考になれば幸いです


人間が色を識別出来るのは脳にある錐体細胞という組織によるものです



人間は3錐体です


これは3色の色調を色覚として捉えることが出来る事を示します



例にとると、マゼンタ、シアン、イエローの光の色調とそれらを組み合わせて出来上がる全ての色を認識させてくれます




が、しかし魚類の中には3錐体の他に、4錐体のや2錐体の魚類もいます



つまりは、我々が見ている景色と魚類が見ている景色では感じる色や色調が異なっていると推測されます


4錐体を持つ魚類には紫外線などの波長まで色として感じ取れると言われています








これはルアーカラーに関しても同じことが言えると思います


夜光グローやケイムラ塗装などが良い例だと思います