自身を調律する | More Finesse More

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何千、何万と釣ってきた魚釣りの経験を活かして執筆活動する自称コラムニスト。
所有してきたロッドの本数は百を越え、ロッドやタックル選びに関して、少しうるさいのはご愛嬌。
かつて相羽純一氏とは師弟関係にあったが価値観の相違から離別。

あるピアニストさんとお話をしていた時の事


「バスのバイトはミの音なんだよ」


ピアノの鍵盤を通してハンマーが弦を叩く周波数

絶対音感があるからこそ解るお話だと思います




そこで私は考えました


全ての周波数をラインやタックルのセレクトで拾うことが出来たらバイトを逃さないんじゃないか?



実は本日、メバル釣りに行ってました





結果的にはまずまずの釣果でした




今回も釣り初心者の後輩くんを連れて行ったのですが、初心者が良く陥り易いジレンマに頭を悩ましていました


なるほど竿でアタリを取らないとバイトが分からないのか…



緩めず張らずの状態で竿先を立てて、糸に感じる僅かな重さを感じて糸フケを故意的に作り出し、送り込むことで食わせのタイミングを与える


ドラグをゆるゆるにしておいて、ドラグが鳴り糸が走り出したタイミングでフッキングする


このニュアンスが実に伝わりにくい



後輩「そんなんしてもアタリかどうかわからない」






何とか苦戦しながら彼も小さいながらに3匹のメバルをゲットしました


6時間かけてですが…





少しづつ上達している様を見るのがとても楽しい釣行になりました