ミニ四駆 力学講座 | More Finesse More

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何千、何万と釣ってきた魚釣りの経験を活かして執筆活動する自称コラムニスト。
所有してきたロッドの本数は百を越え、ロッドやタックル選びに関して、少しうるさいのはご愛嬌。
かつて相羽純一氏とは師弟関係にあったが価値観の相違から離別。

力学から見たミニ四駆について、いろいろ勉強して行きたい今日この頃

まずは力の作用についてお勉強

ミニ四駆は直進するものをローラーを使って無理にコーナーで曲げていくもの

直線上に働く質量を持ったエネルギーに対して、軸をずらしながら弧を描いて行くためにかかる遠心力はミニ四駆の重量と速度に比例する




では、ミニ四駆はコースアウトするのが宿命なのか?


否、どのように加わる力でも力の分解点が必ず存在し、姿勢を保とうとする力が存在する


ミニ四駆の場合は直進しようとする力と進行方向へ進もうとする力の中間に必ず平行四辺形の定理が存在し、そちらへ向かおうとする力が働く


マシンの持つ安定度+推進力(ジュール)+スラストによる補正+トルク+ローラーの食いつきによる補正+タイヤのグリップ力+接地圧>転倒モーメント+遠心力(ジュール)+揚力 他いろいろな力がミニ四駆という小さなマシンに負担としてかかっている

捻れ荷重と弾性なども見逃せないポイントである

しかし、力の作用の方程式が完璧に成り立つのであるのならばコースアウトは確実に免れることができるのだ


楽勝にも思えるが、それがなかなかに難しい
超小型で超軽量のミニ四駆では安定度は勿論、接地圧もあってないようなもの


転倒モーメントと遠心力はそれほどまでにミニ四駆に大きく影響を及ぼす重大な要素なのだ



続く?続けるの?