こんばんは
濃厚こそ我が人生
薄い汁より濃い汁出したい
濃厚です
Fさんのブログにこのコメントをさせて頂いたの多分僕なのですが
元々シマノリールの分解洗浄やギア交換などをしていたので、ギア比の違いで山の数もギアの径の大きさも変わるというのは知っていました
まぁ、まぁギア弄る人間からしてみりゃ、当たり前のことなのでしょうが、結構鋭いところ突いてる意見だなと実は思っていました
実はギアノイズの殆どはギアクリアランスに原因があるとされてます
このギアクリアランスを埋めるためにグリスを薄く伸ばしたりするのが通常の対策なのですが、ギアのグリス取っちゃう人が割と一定数いらっしゃるんですよね
オイルペンじゃダメですか?という意見も多いですが、ギアにオイルを塗るとギア滑りの原因となってしまいます
そんなことにならないために、ギアの位置出しと抵抗抜きをきっちりしておこうよ?ということになっていきます
ここでも大事なのはギアは完全に固定したギアでない限り、必ず逃げるよということです
もしくは研磨され摩耗していくか
ノングリス状態で長く使えば長く使うほどギアは摩耗するよということも含めて考えていきましょう
グリスというのはオイルよりも粘性が高く、おもに金属接触部やギアとギアの潤滑油として使用します
グリスは基本的にアンチニュートンと呼ばれる特性を持ち、初めこそは粘りがあり硬い印象ですが、一度動き始めれば抵抗値は時間の経過とともに減るというデータもあります
グリスを塗るとマシンが遅くなるいう方は一度考えを改めたほうが良いと思います
さて、今回のまとめです
ギアは固定に近い状況のほうがより精度が増し、パワーロスが少ない
位置出しによるギアの噛み合わせ調整である程度のパワーロスを軽減することが出来る
プラ成形である以上、100%のギアの精密度を再現することは難しいと言える
ギアが逃げる事によってモーターの破損やシャーシ各パーツの破損を防げる効果もあることを認識しておく必要もある
ギアにはオイルでは無くグリスを使用すること
グリスにはアンチニュートンという性質があり、流動していない時は固形物のようであるが、流動し始めると液状化していく性質がある
以上、何か気になった点があれば気軽にコメントどうぞ