「ぼくの話」 少年期 | 河上晴志のブログ

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「普通」ってなんなんだろう?社会常識からハズレがちな某美大生が、今の社会のいろいろを考える。


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日本の子どもは学校という入れものの中で、大人の都合に基づいて決められた、理想的な「普通」の人間を目指して勉強することを強いられます。


国のえらいひとの写真を教室のまん前に飾って授業をしていたむかしの学校を笑っていられない。


落ちこぼれる子を最終的に『しかたない』で済ませることができるのは、その子の人生より大人の理想実現を優先しているからじゃないでしょうか。




ときに理想を目指すことは現実から目を背けることと同義です。


大人は理想ばっかり追っかけて、目を背けられた子どもたちはどうなるんでしょうね。







自分でものを考えられようになって気付いたことは、学校にいる大人から自分が見捨てられ続けていたということ。


これまでも、これからも、そういう子はぼく以外にもたくさんいると思う。『しかたない』で済ませるわけにはいかない。






そんな想いを原動力に絵本を作りました。それでは「ぼくの話」は少年期に移ります。















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成長するにつれ だんだん違和感を覚えるようになっていった。







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みんなと 同じように おしゃべりできない。


家族とも 友だちとも うまくしゃべれない。


思っていること、考えていることを言葉にできない。




気持ちを 言葉にする  


ただそれだけのことができない。






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流行の遊びの話


芸能人の話


みんなの話題についていけない。




みんなの会話に頭の回転が追いつかない。






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運動もできない おしゃべりもできない ぼくは



心の裏側で 少しずつ 気付きだしていた。








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ぼくは 劣った存在 なんだと。





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しだいに みんなとの差を  強く感じるように なっていった。






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いつの間にか 昔のように 笑えなくなっていた。 










「ぼくの話」 少年期 fin,