思いでリブログ(懐かしい記事編)コーナーです。

 

懐かしい過去記事をもう一度・・・

 

きまぐれ投稿です (-。-)y-゜゜゜

 

 

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幼稚園児からタバコを吸ってた私は、

 

高校生になって身長がストップしました。

 

なので成人式の日に止めました。

 

禁煙してからかれこれ45年目になります。

 

退職したら葉巻でも吸って

 

優雅な生活でも送りましょうかね。

 

2019年12月の記事より

 

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私が吸ってたわけではありませんよ。

昭和50年代、私が地元の県立T工業高校に入学して間もない頃の話です。

何処からとなく誰からともなく、「この学校に20歳の3年生がいる」とクラスで話題になりました。

我々1年生はまだ15、6歳です。

鬼より恐い3年生よりまだ歳上でもうおじさんの領域にいる20歳の3年生なのです。

そんな話題がおさまった頃、私は剣道部に入部しました。

私は中学校より剣道をやってましたので、自然の流れて入ったのです。

ところが、新入部員全員初段持ちで無段者は私だけです。

当時の私は千葉周作の本の読みすぎで「剣の道は段にあらず!」と自分勝手に変な理念を持ってました。

なので段検定日はサボって友達とラジコンカーで遊んでました。

数名の2年生も全員初段、3年生の部長・主将は二段、同じく3年生の老け顔の鬼コーチは三段の猛者揃いです。

週六日の練習では新入部員の初段持ちでさえ、鬼コーチからしごかれるのです。

 「礼に始まり礼に終わる」武道ですが、コーチからの打ち込みには容赦がありません。

だからと言って先輩への遠慮は禁物です。

特に無段者の私へは手加減は全く有りません。

なかなか隙がないコーチですので、全然打ち込める状況ではありませんでした。

無段者対三段者・・・勝負は見え見えです。

真剣勝負だと生か死の世界です。

ですが、私への指導は特別で、「日曜日も練習してやるから学校に出て来い!」と言ってくれるのです。

それだけは勘弁してもらいたいので、適当に理由をつけて断ることが精一杯でした。

やがて、そんな鬼コーチの悪口を新入部員達は陰ではこそこそ話すようになりました。

私は先輩と後輩、有段者と無段者、コーチと新入部員という関係だけですので、特に私から悪口を言うことはありませんでした。

いろいろ話を聞いているうち、20歳の高校生があの鬼コーチということがわかりました。

その事を知らなかったのは、剣道部員二十数名の中で私だけだったんです。
 
どおりで部長や主将が同級生のコーチにだけ敬語を使ってたのか理解できました。

私はなぜコーチが20歳か同級生の部員に聞きました。
 

話はこうです。

中学校を卒業したコーチは就職した会社で学歴による差別の壁にぶちあたったそうです。

その当時は中学卒業して就職する生徒も珍しくない時代でした。
 
それでT工業高校に入り直しましたが、学力不足から留年したとの事です。
 
それともう一つ興味ある話しです。
 
コーチは20歳を過ぎてますので法的には成人です。
 
なので、コーチだけはタバコの保有を学校側から特別に認められていました。
 
ただ、生徒の前ではタバコを吸うなという事なので、休み時間に職員室でのみ喫煙を認められているのです。
 
いつの日だったか、職員室に行った時、学生服を着たコーチが数名の先生方と一緒にタバコ盆の周りで吸ってたのを見ました。
 
なんだか異様な光景でもあり滑稽な場面でもありました。
 
今思えば、これも昭和というのどかなひとつの時代でした。
 
その後、コーチは高校生活を無事終え、福岡県警に採用されY区のH派出所に警察官として勤務していました。
 
 
 
(イメージ写真)