福岡・篠栗町に年中寝たままのお釈迦様がいます。
寒くなったこの季節、風邪をひくといけないので起こしに行ってきました。
 
そのお釈迦様はJR城戸南蔵院駅の近くで寝ています。
ここは博多から快速電車で約20分、小倉から直行電車で約90分程です。
 
福北ゆたか線は単線です。
 
 
駅舎は寺院風の造りです。
 
 
駅から数分。
ようやく到着。
別格本山 南蔵院と言います。
 
入口付近には、未来の私のそっくりさんがお出迎えしていました。
早速、
 未来の私に 「こんにちは」・・・
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 お釈迦様の所に行くには南蔵院本堂横の 「七福神トンネル」を抜けていきます。
 
 このトンネルは別名「解脱トンネル」と私が勝手につけました。
 ここを抜けると「煩悩」の世界とおさらばです。
 
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 解脱トンネルを抜けると、どこかで見たことあるような・・・・
 
 しかも、猿でなく蛙。
 
 現世では三猿の
   「見ざる」・「聞かざる」・「言わざる」が有名ですが、
 
 ここ煩悩の世界では、
 
   「見て見ぬふりをする」・「人の言うことを聞かない」・「真実を言わない」
    
     ・・・・を戒めています。
  
     すなわち人間の本心に帰る(蛙)・・・と自分なりに解釈しています。   
 
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私にそっくりな守衛さんがいました。
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優しさに包まれた慈母観音様がお待ちです。
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ようやく、すやすや寝ているお釈迦様を見つけました。
 
足元から失礼!
 
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足の裏の紋様は、お釈迦様の尊い教えと慈悲の心が
込められていると言われています。
 
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     全身をお見せいたします。
 
        「さがって・さがって・・・もっと、もっと」
          「バック・バック・バック・・・もっと、もっと」
                 ・・・やっと全体が撮れました・・・
 
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   お釈迦様、
     起きてください。
       寒くて風邪をひきますよ。
        奈良君も鎌倉君も起きていますよ。
         お釈迦様・・・・・
 
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  私が起こそうとしても、なかなか起きてくれません。
    おそらく世界中の平和を夢見て寝ているのでしょう。
 
      私は諦めお釈迦様をそのままにして、現世へと戻ることにしました。
 
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解脱トンネルを戻ると、
そこには現実の世界が広がっていました。
 
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