毎年訪れるJ-WAVE LIVE。
従来の8月から、今年は9月開催となったが暑さは例年通り。
背中を流れる汗を感じながら代々木体育館への道を歩く。
何もかもがいつもと同じ。
でも違う。
今年はいつもとは違うのだ。
シカオさんは去年のJ-WAVE LIVEで大トリを努め、そしてひと月が過ぎた頃に事務所を独立、大きな変化を迎えた1年を過ごした。
今年のJ-WAVE LIVEはいままでの3日間から2日間へ変更。
その分ギュっと詰まった感じの出演アーティストのラインナップ。
誰がトリをとってもおかしくない、そんな顔ぶれを感じる。
そして、LIVEが中盤から終盤に向かう時ふと感じたのだ。
(今年はシカオさんトリじゃないな)
出演は7人中6番目だった。
FUNK FIRE(FF)、ヒトリシュガー、夏フェス、SlowMUSIC SlowLIVE・・・フェスのたびにバンド編成を変えてきてたシカオさん。
この日はFFのバンド編成。
期待が高まる、大好きな編成だった。
いっそう高く響いた感じのドラム。
イントロで一瞬にして沸く会場。
定番とも言えるこの曲、
・午後のパレード
LIVEはスタートした。
会場を埋め、手を上げ踊るオーディエンス達。
そしてシカオファンだけが踊る振り付け。
こうやって踊るんだぜと言うように大きく踊る。
そして坂本竜太のベースが響き始める
・コノユビトマレ
午後パレから続く勢い、更に加速させる選曲は2曲で1曲だ。
あげた手を下ろさずに左右に振り続ける。
アップテンポで上がり続ける会場。
ライブハウスが多かった最近のシカオさんのライブ。
この人数で躍る気分は<最高>のひとこと。
MCをはさみ、一転しっとりと聞かせる
イントロが流れると静かな(オオッ)と言う感嘆の声
・アシンメトリー
そして独立後の曲である
・傷口
へと続く。
最近のフェスでは攻める感じの選曲が多かったが(ロッキンでのイジメテミタイとか)、この日は表の顔のシカオさん。
J-WAVEライブではさすがに出来なかったがそれも納得。
<傷口>は、他アーティスト目当てのオーディエンスさんに、これが今の自分だと聴かせるような気持ちがこもった演奏。
心に染み渡る。
余韻を残して終わるギター。
この後どう続くのかと言葉を待つ。
そして
「最後の曲になりますが」
とMCが入った後で始まった
・Progress
ショックだった。
あきらかに短い時間、そして曲数。
独立って、そういう事なの?
しかしシカオさんは感謝しか述べない。
口惜しさで流れそうになる涙。
混乱のまま始まったProgress。
それは過去聴いた中でもシカオさんの気持ちがこもってる感じがした。
去年は被災者、そして日本に向けて歌ったProgress。
でも今年はシカオさんは自分を歌った。
あと一歩前に進もう。
湧き上がる気持ち。
それはシカオさんを、その曲を愛する自分達も同じ気持ちだ。
会場を埋める人垣の上に立ついくつもの人差し指。
それは強く強く空に向かっていた。
短い時間。
しかし濃密な時間。
同じ歌詞、同じ楽器、同じ声。
でもいつもとは違うたくさんの気持ちが伝わった。
一人歩きを始めた曲Progress、今年のJ-WAVE LIVEではシカオさんのモノだった。
・Progress
ショックだった。
あきらかに短い時間、そして曲数。
混乱のまま始まったProgress。
それは過去聴いた中でもシカオさんの気持ちがこもってる感じがした。
去年は被災者、そして日本に向けて歌ったProgress。
でも今年はシカオさんは自分を歌った。
あと一歩前に進もう。
そう掲げた人差し指。
それはシカオさんを愛する自分達も同じ気持ちだ。
会場を埋める人垣の上に立ついくつもの人差し指。
それは強く強く空に向かっていた。
