「100年に1度」を10年で2度も経験したこの国 | 旅行、美術館、書評

「100年に1度」を10年で2度も経験したこの国

確かに情報革命は「100年の1度」のできごとだった。

これの影響でかつては100年かかったことが、短いスパンで

起りうる。


【くにのあとさき】湯浅博 エコノミストの作法?

http://sankei.jp.msn.com/world/america/090113/amr0901130306003-n1.htm


「通貨の番人」だったグリーンスパン氏の一言が妙にひっかかっていた。

この大不況を「100年に1度の大津波」と巧みに表現したアレである。

1998年5月にワシントン発で書いた連載「アメリカ帝国」に、彼が似て非なる発言をしている

グリーンスパン議長はこのときの議会証言で、その情報革命を「1800年代の発電機の発明と並ぶ“100年に1度の事態”」と未来学者のようなことをいっていた。

この超大国を侮らない方がよい。「100年に1度」を10年で2度も経験したこの国の立ち直りは意外に早い。