地方活性化が進まない真の理由 | 旅行、美術館、書評

地方活性化が進まない真の理由

まさに正論。


【正論】地方活性化が進まない真の理由 精神科医・国際医療福祉大学教授 和田秀樹

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081211/trd0812110325000-n2.htm

国立がんセンターにしても、がんの場合、基本的に待機手術が原則なのだから、東京にある必要はない。アメリカでは、名医の治療を受けたい患者は、医師だけで3000人を有する世界最大の医療機関のテキサス・メディカル・センターやミネソタ州のメイヨー・クリニックまで行って入院治療を受けるのが当たり前になっている。 理化学研究所のような巨額の資金を投じた研究施設も東京にある必要は全くない。


残念なのは、地方の首長で道路や新幹線(これはストロー現象を起こしてむしろ地方を衰退させている)を要求する人はいても、このような要求をする人がいないことだ。地方に人材がいないままでの地方分権は逆に地方の自殺行為にすらなりかねない。