何故、イギリス料理は不味いのか | 旅行、美術館、書評

何故、イギリス料理は不味いのか

日本の食堂で緑茶でお金をとれないのは普通であるように
韓国ではキムチではお金をとれないのが普通であるらしいことは、
(焼肉店ではいろいろな種類のものが勝手にいくつもでてきていた)
「チャングム」などを見ているとわかる。

イギリスは随分前に一度いったことがあるだけだけれども、
食事はそれはそれはまずかった。アメリカもひどい。
オーストラリアも同様だったけれども、シドニー五輪以降に
メルボルンにいったときは随分まともになってきたような
気がした。


以下 グーテンベルクの黄昏 (創元クライム・クラブ)/後藤 均 
 より
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僕なりに答えるならば、産業革命のなせる業ともで言おうかな
どういうことです?
サリカ法の影響下にあった欧州の大国、フランス、ドイツでは女帝が出なかった。
政治家でも実業界でもまだ女性が男性と同じようにトップに座るには壁が厚い。
ところがイングランドは違う。
エリザベス1世、ヴィクトリア、エリザベス2世と女王を輩出し、将来は首相まで
女性になるかもしれない・・・カカア天下の国といってもいい」
「そう。イギリスで女性が活躍しているのはよくわかるいわ。
サリカ法の影響の有無もあったかもしれないわね。
でも、それとイギリス料理とどう関係するのかしら」
「女性が社会進出するのは結構だが、結果として料理に割く時間が減るということだ。
産業革命の時代、イギリスでは上流階級から労働者階級まで女性が活躍した。
女王を輩出しただけでなく、人手不足を補うため、女性労働者も労働に駆り出された」
「あ、そうか」
「故に、食は楽しむものでなく、生きるための糧になってしまった。
お袋の味が伝承されなくなってしまったとう説もある。
日本でもそのうち、お袋の味とうい表現自体がなくなってしまうかもしれないよ」



フランス王国では、他家(特にプランタジネット朝)の干渉を恐れて、サリカ法を根拠として女系を含む女性の王位継承権を廃止したため、女王が選出される事が無かった。

ただし諸侯にはその法は採用されていない。

14世紀にフランスでカペー朝が断絶すると、イングランド王エドワード3世
(母親がフランス王フィリップ4世の娘)が女系の継承権を主張したために百年戦争が勃発した。

戦争でイングランドが優位に立つと、ヘンリー6世がイングランドとフランスの王を兼ねると宣言されたが、結局フランスが勝利したため、ヴァロワ朝、ブルボン朝を通じてサリカ法典に基づく王位継承が行なわれた。