MUSA 武士
エンディング
の「武士」の文字になぜか、はっとさせられた。
1375年、高麗は明の首都南京に4度目の使臣団を派遣。蒙古帝国の元を排除して建国した明と元の属国であった高麗との関係は険悪であったため、その関係修復のための使節団であった。
最近、新疆ウイグル自治区が騒がしいけれども、
ここも蒙古に 13世紀、支配下に組み込まれていた部類。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%96%86%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E8%87%AA%E6%B2%BB%E5%8C%BA
http://www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/no_frame/history/honbun/shinkyo.html より
モンゴル帝国 の圧倒的な軍事力の前に、残ったもう一つのウイグル族の国、西州ウイグルが選んだ結論は、モンゴル帝国 への帰属でした。独立国としての「名」を捨てる事で、民族の滅亡だけは避けようと言う「実」を採った結果でした。そして、ある意味ではこの選択は正しかったと言えます。モンゴル帝国 に帰属したウイグルに対して、チンギス・ハンは寛容でした。これとは反対に最後までモンゴル帝国 への編入を拒んだ西夏は、国土を蹂躙され、首都を攻略され、その国民であるタングート族自体も徹底的に滅ぼされてしまいました。
