飛銭 | 旅行、美術館、書評

飛銭


産経新聞は新聞記事がサイトだけでなく blog にもなっていたりするところは
他の大手新聞に比べて凄い。

田村秀男の経済がわかれば、世界が分かる
http://tamurah.iza.ne.jp/blog/entry/657818  より

  「紙幣は唐代からして已に飛錢といって、これを用ひた」(内藤湖南=戦前の東洋史学者=全集から)。
  五輪メダルを彩る金、銀、銅は本来の貨幣だったが、
  古代
中国 は実物から遊離した紙のおカネを発明した。
  チンギスハンは「飛銭」を飛躍的に発展させ、
  その孫フビライの元帝国は統一紙幣によって中国から中東を経由してロシア に到る世界帝国を築いた。

  が、巨大帝国は紙幣乱発とともに滅んだ。
  以来、19世紀の大英帝国であろうとも、金、銀の裏付けがある「兌換」紙幣でなければ
  世界では流通できなかった。



紙幣 というとヨーロッパだと John Law  というイメージだったけれども、それ以前に中国、ロシアで
既に発明されていていたわけです。 
巨大帝国には紙幣か。

けれども、今度のアメリカの紙幣は日本だけでなく、中国やアラブ諸国も大量に保有してしまって
いる。 

途中まで日経で読んでいた世界を創った男 チンギス・ハン 1/堺屋 太一 、まだ読んでいなかった。


世界を創った男 チンギス・ハン 1/堺屋 太一
¥1,575
Amazon.co.jp

世界を創った男 チンギス・ハン 2/堺屋 太一
¥1,680
Amazon.co.jp

世界を創った男 チンギス・ハン 3/堺屋 太一
¥1,575
Amazon.co.jp

世界を創った男 チンギス・ハン 4/堺屋 太一
¥1,575
Amazon.co.jp