潜脳調査室 ウラシマドライブ | 旅行、美術館、書評

潜脳調査室 ウラシマドライブ

攻殻機動隊 と同じ プロダクション I.G×士郎正宗  による作品であるようなので、
早速、みてみたみたが、
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0057106/
今度の話の展開に期待といったところ。

浦島太郎の未来版のような感じで、いくつか登場する女性型擬体? がスリムでなく
ちょっとマッチョなのが印象的だったかな。

「 2061年、人々は個人の記憶を情報化した
  “メタ・リアル(通称メタル)”とよばれる電脳世界を受け入れていた。
  現実世界(リアル)とメタルの狭間で起こる事件 」
というシナリオらしい。

先日、下記の説明で、ようやマトリックスとグノーシスのことが理解できてきた。
映画『マトリックス』はグノーシス的な映画。
機械の神(ヤウェ)が創った世界は地獄そのもので、ザイオンは“天上のシオン”からほど遠い。
そこで龍神派の勢力が「赤いカプセル」(智恵の実)を用意する。

もしかして、ウラシマドライブもこの手のことがベースになっているのか?

キリスト教だと三位一体(マトリックスだとトリニティーという登場人物がいた)だけれども、
グノーシスからする
とヤウェとはキリストは同じではない。 
ちなみに wikipedia のグノーシス の説明では、どうもこの言葉がよく理解できていないでいた。


こちらが Production IG のページ  
http://www.production-ig.co.jp/contents/works_sp/1740_/s02_/004009.html
雰囲気としては先の 女性型擬体? タチコマのようなキャラクターのようにも思えてきた。

2012年、海上都市・人工島は建設半ばで『海が燃える現象』に遭い崩壊した。
その近海での観測実験の最中に、現象に遭遇した波留真理は眠り続けることとなり、目覚めたときに肉体は老い、精神は事故当時のまま50年もの時が経過していた。そして2061年、電理研統括部長、久島永一朗はメタリアル・ネットワーク、通称メタルと呼ばれる高次情報空間の中に人工島を崩壊させた『海が燃える現象』を観測していた。

この本の蛇(竜神)と牡牛の神の戦いも、ある意味でグノーシス的なのかとも。
竜の柩(5) (講談社文庫)/高橋 克彦

参考

公式サイト http://www.ntv.co.jp/RD/

以下 http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0057106/ より
  • 2061年、人々は“メタ・リアル(通称メタル)”とよばれる電脳世界を受け入れていた。そんな中、2012年の事故より目覚めた波留真理は、メタルの海に挑む電脳ダイバーとなり様々な事件を調査していく。

プロダクション I.G×士郎正宗が送る近未来サスペンス! 2061年、人々は個人の記憶を情報化した“メタ・リアル(通称メタル)”とよばれる電脳世界を受け入れていた。そんな中、2012年の海洋観測実験の事故より眠ったまま意識の戻らぬ状態だった元フリーダイバー・波留真理が目覚める。50年近い時間を失ってしまった波留だが、今度は電脳ダイバーとしてメタルの新たな『海』に挑み、現実世界(リアル)とメタルの狭間で起こる事件を調査していく。