情報系の学科で定員割れ | 旅行、美術館、書評

情報系の学科で定員割れ

20年でIT業界の評判は暴落しましたね。
                         
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20080404/1207280629
最近この手のことは時々目にしますが、まさか

情報系の学科で定員割れを起こしているのは日本くらいだろう。                    
                         http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20080325/297024/
には少々びっくりしました。

話題のこの本の著者は米国野村証券勤務時に911に遭遇し、こうしたルポを作成するに
至ったようですが、アメリカ社会であるのか、金融業界であるのか、その両方のかけあわせ
であるのか、その反動は大きかったように感じられます。

IT業界の中でも、金融システムが一番稼ぎがいいように思いますが、それゆえのプレッシャーもあり、
夜の街での遊興費もかさんでいたように見えます。

日本のIT業界はちょっとさけても、情報学科はある意味、これからが本当は本番なのでは
ないかとも。 これだけインフラが整ってきたのですから。

金融こそ情報の塊かもしれませんが・・・ 

ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)/堤 未果