アナトリア文明博物館と遮光器土器
昨日のアンカラのアタテュルク廟 の北東にすこし行ったところにアナトリア博物館がある。
http://www.travelplatz.com/turkey/ankara.html
ツアーではここはコースに入っておらず、残念ながら見学していない。
さて、ここにある母神像が「縄文時代の芸術はどこに 」でかいた
津軽の亀ヶ岡石器時代遺跡の遮光器土器を思わせる
との指摘がある。
この像はアンカラから南へ300Kmくらいのところにあるチャタル・ヒュユク の遺跡
から発掘されたものである。 ここは世界で最初に鉄を使用したヒッタイト 帝国の
勢力範囲でもある。
遮光器土器 鉄技術つながり。
アンカラから南東約100kmのカマン・カレホユック遺跡では日本の発掘隊が調査をすすめている。
それで本調査の最初の鍬入れはヘブライ語にもお詳しい三笠宮崇仁親王殿下。
実際、ここで発掘した鋼片と
同様の組織は1982年、新日本製鉄
株式会社基礎研究所(現先端技術研究所)
によって実施された、国宝稲荷山鉄剣摘出
錆片の解析において確認されていて、その
後も列島内から出土した数多くの鉄器に
見出されています。 http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/tayori/106p2.pdf
様子。
日本の鉄のへのこだわりと、その技術は世界一でしたね。
参考
アナトリア文明博物館
http://mweb.jrslines.co.jp/tie/data/kyouzaidb/dd/07/epa4002006072875172079/epa4002006072875172079.htm
最古の鋼片の検出とその意味
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/tayori/106p2.pdf
カマン・カレホユック遺跡はトルコ共和国クルシェヒル県カマン郡チャウルカン村に位置し、首都アンカラから南東約100km、カマン町から東約3km、国道260号線の直ぐ南側に位置しています。直径280 m、高さ16 mのアナトリアでは中規模の丘状遺跡です。
1985年に予備調査を行った後、1986年、三笠宮崇仁親王殿下に最初の鍬入れをして頂き、以後、学術発掘調査を継続しています。
http://www.jiaa-kaman.org/excavation.htmlhttp://en.wikipedia.org/wiki/Kaman-Kalehoyuk
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